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星の王子様のあらすじを簡単に!今だから読みたい物語

      2016/12/12

サン=テグジュペリの「星の王子様」って、ご存じですか? 誰もが一度は、聞いたこと・見たこと・読んだことがあると思うんです。それほど、あまりにも有名な物語ですよね。

 

ところが、ちゃんとあらすじを言える人って意外と少ないんだとか。 内容が分かりづらく途中で挫折してしまったり、逆に子供向けの絵本程度に思われていたり、というのが原因なんだそうです。実は私も、ちゃんとあらすじを言えない一人だったんですよね~。。。
 

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先日、たまたま見ていたテレビ「しくじり先生」で、オリラジの中田敦さんが『星の王子さまのあらすじ』について解説していました。これが、とても感動もので。独自の目線で分かりやすく解説され、改めて内容を知ることができたんですよ!!

 

この物語には、人生の教訓 みたいなものが隠されていて・・・今更ながら素晴らしい物語だと気づきました。

 

そこで今回は、この「星の王子様」のあらすじを簡単に、テレビで見た解説と合わせてご紹介したいと思います。ぜひ、この内容を知ってもらうことで、若い頃とはまた違った感動を得ることができると思います。

 

きっともう一度本を手に取って、読んでみたくなること間違いなし!ですよ。^^

 

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星の王子様のあらすじ

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あまりにも有名なこの「星の王子様」が出版されたのは、70年以上も前の1943年。世界200カ国以上の国と地域で翻訳出版され、販売総部数は1億5000万部以上といわれています。

 

こんなに愛されているのに、あらすじがよく分からない。私が持っている本の翻訳者も、あとがきにこう書いてらっしゃいます。

『星の王子さま』は、とても魅力的であってしかもなかなか捕らえがたい本だ。昔から何度も読んできたし、今回は翻訳までしたけれど、今もってこの印象は変わらない。何度繰り返して読んでも、読み終わった気がしない。

引用元:星の王子さま(集英社文庫)池澤夏樹(翻訳)

星の王子さま (集英社文庫)

 

では、そのあらすじを簡単にご紹介しましょう。

 

小さな1人乗りの飛行機で旅をしていたパイロット。
エンジントラブルでサハラ砂漠に不時着してしまった。
そこで、一軒家より少し大きいくらいの小惑星B612から来たという王子様に出会う。
王子様はその小惑星でたった1本のバラの花を大切に育てながら暮らしていたが、バラと喧嘩をして飛び出してきてしまった。
そして、6つの惑星を旅したあとに、地球に辿り着いたというお話。

 

そうなんです。主人公は 王子様ではなくパイロット なのです。そのパイロットが、エンジンの修理をしながら王子様の長い話を聞いている という物語なのです。

 

◆挫折のポイント

砂漠で不時着したというのに、訳の分からない小惑星から来たという人の話を聞いているどころじゃない。この話はいつ終わるんだ?とパイロットに感情移入してしまうと、途中で飽きてしまうのです。

 

とっても簡単なあらすじが分かったところで、次に王子様が旅してきた 6つの惑星 について。これが、私がテレビを見て感動した、大人になった今だから分かる秘められた教訓 なんです!

 

星の王子様と6つの惑星

王子様が地球に来る前に旅してきた6つの惑星。その惑星で、出会った人たちのことを王子様が話すのです。

  1. ひとりの王
  2. うぬぼれ男
  3. 酒飲み男
  4. ビジネスマン
  5. 点灯夫
  6. 地理学者

 

では、王子様が回ったルートで順にご説明していきましょう。

 

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1.ひとりの王

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最初の惑星には王様がいました。「王様の前であくびをするとは何事か!あくびの禁止を命ずる!」と、なんでも命令するのです。
 
法律で裁く相手も、誰もいない狭い惑星で、命令ばかりされて王子様はこの惑星を出発しようとしました。すると、王様は、「裁く相手がいないなら、自分を裁けばよい。自分を裁くのは他人を裁くより難しい。正しく自分を裁ける者が本当の賢者だ。」と言いました。
 
けれども、王子様は、「自分を裁くのはどこでもできる。この惑星に居る必要はない。」と言って旅立ちました。

 

2.うぬぼれ男

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2番目の惑星に住んでいたのは、うぬぼれ男でした。自分がこの星で、いちばん美男子で、いちばんいい服を着て、いちばん金持ちで、いちばん頭がいいと思っているのです。
 
王子様は、「王様よりは面白そうだ」 とは思ったものの、変わった大人だなと思い、旅を続けました。

 

3.酒飲み男

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3番目の惑星には、酒飲みの男がいました。なぜ酒を飲むかと聞けば、忘れるためと。何を忘れたいのかと聞けば、恥ずかしいことをと。何が恥ずかしいのかと聞けば、酒を飲むことが! 
 
王子様は、大人というのは本当に変わった人たちだ、と思いながらまた旅立ちました。

 

4.ビジネスマン

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4番目の惑星にいたのは、ビジネスマンでした。くだらないことにかかわっている暇はないと、顔も上げず忙しそうに星の数を紙に書いている。
 
星の数を数えて銀行に預けて運用する、などと言っている。それが何の役に立っているのか、大人はやっぱり奇妙だ と王子様は言いました。

 

5.点灯夫

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5つ目の惑星には、点灯夫がいました。街灯を1本立て、点灯夫を1人置くだけの広さしかない、これまでのどの星よりも小さかった。点灯夫は、街灯を頻繁につけたり消したり、とても忙しそうにしているのです。けれども、これまでのだれよりも滑稽でなく見えるのは、この人だけが自分以外のものの世話をしているから だと王子様は思ったのです。

 

そして、友達になってもいいと思ったのはこの人だけでした。でも、二人居るだけの広さがないので、王子様は次の惑星へと旅立ちました。

 

6.地理学者

6番目の惑星は、地理学者だという老紳士がいました。そして、前の惑星の10倍も大きかった。地理学者はあちこち歩き回る暇はない。

 

探検家が調べてきたことを、ノートに取るのだと言います。王子様は、バラと喧嘩したことを相談しますが、そんなものは知らない。私は、1000年・2000年と続くそういう学問をしているのだと言われてしまいます。

 

王子様は、諦めて最後に次に行くオススメを聞くと、地理学者の老紳士から、「地球に行くといい」と言われ、出発した。

 

オリラジの中田敦さんは、王子様がこの6つの惑星で出会った人たちは、人間が生きていく上において、溺れがちなものを表しているのではないか? というのです。

  1. ひとりの王・・・「権力」
  2. うぬぼれ男・・・「人気」
  3. 酒飲み男・・・「快楽」
  4. ビジネスマン・・・「財力」
  5. 点灯夫・・・「労働」
  6. 地理学者・・・「学問」

 
なるほどぉ~!!と私は、大人になった今だからこそ感心しました。そして王子様は、地球へと降り立つのです。

 

王子様が見た地球

王子様は、地球を見てこんな感想を持ちました。

111人の王様がいて(もちろん黒人の王様も忘れないようにして)、7000人の地理学者がいて、90万のビジネスマンと750万の酔っぱらい、3億1100万のうぬぼれ、つまりおよそ20億人の大人が住んでいる。

引用元:星の王子さま(集英社文庫)池澤夏樹(翻訳)

 

6つの惑星を回ってきて、変な人と出会った話をした王子様。私たちも「変な人だな」「変わった人だな」と王子様と同じような気持ちで見ていましたよね? けれども、

 

地球のあなたたちはその集まりだよ

 

と言っているのです。。。思わず絶句です。ファンタジーのようでありながら、鋭い視点を突いています。実はこれがたくさんの人を魅了している理由なのではないでしょうか? なかなかここまでの解釈をして読む人はいないでしょうが。

 

最後に、星の王子様といえば数々の名言が有名ですね。では、簡単にご紹介しましょう。

 

星の王子様にみる名言

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王子様は「キツネ」に出会います。このキツネは、あらすじをよく知らないという人にも、とても有名ですよね。実はこのキツネ、王子様を救うキャラクターだったのです。

 

自分の星のたった1本のバラと喧嘩をして飛び出してきてしまった王子様は、地球でたくさんのバラに出会います。1本しかない特別なバラだと思っていた僕のバラは、どこにでもあるありふれたバラだということを知ってしまいます。

 

落ち込んだ王子様は、キツネに言われてもう一度バラを見に行きます。そして、たくさんのバラを見て気づくのです。

 

あのバラだけが、僕の大切なバラなんだ! 

 

「きみたちはきれいさ。でも空っぽだよ。誰もきみたちのためには死ねない。もちろん通りすがりの人はぼくのあのバラを見て、きみたちと同じだと考えるだろう。でも、あれはきみたちをぜんぶ合わせたよりもっと大事だ。なぜって、ぼくが水をやったのは他ならぬあの花だから。ぼくがガラスの鉢をかぶせてやったのはあの花だから。ついたてを立ててやったのはあの花だから。毛虫を退治してやったのはあの花だから。愚痴を言ったり、自慢したり、黙っちゃったりするのを聞いてやったのは、あの花だから。なぜって、あれがぼくの花だから。」

引用元:星の王子さま(集英社文庫)池澤夏樹(翻訳)
238256そこで、キツネは言います。

簡単なことなんだ・・・ものは心で見る。肝心なことは目では見えない。きみがバラのために費やした時間の分だけ、バラはきみにとって大事なんだ。

引用元:星の王子さま(集英社文庫)池澤夏樹(翻訳)

 

そしてここでもまた、しくじり先生での中田敦さんの解説です。人は最初から運命の人と出会う訳ではないんだと。

 

一生をかけて大切にしながら過ごす時間がその人を「運命の人」にしていくんだ

 

「運命の人」というと恋人と捉えがちですが、夫婦、友人、親子・・・いろんな関係性に当てはまるんだと、私は実感しました。

 

そしてこのあと、パイロットは修理が完了します。そして、いよいよパイロットと王子様にもお別れのときがやってくるのです。王子様は、毒蛇に噛まれて消えてしまいます。そのときの別れのセリフも名言なのです。

 

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夜の空を見て、あの星の1つにぼくが住んでいて、そこでぼくが笑っている、ときみは考えるだろう。だからぜんぶの星が笑っているように思える。きみにとって星は笑うものだ!

引用元:星の王子さま(集英社文庫)池澤夏樹(翻訳)

 

亡くなった人を想うとき、夜空の星を見上げるというのは、ここから来たのでしょうかね?・・・・・

 

さいごに

たくさんの人が知っている「星の王子様」。これだけの知名度があるのに、あらすじがイマイチわからないという人も多いようです。私も若い頃にこの物語を手にしたことがあり、名言 など大好きです。でも、どんな話? と改めて聞かれると戸惑ってしまうんですよね。

 

今回は、そんな星の王子様のあらすじを簡単にまずはご紹介しました。そして、そのあとの王子様の行動や名言などと一緒に。いかがでしたか?

 

エンジントラブルでサハラ砂漠に不時着してしまったパイロット。
そこで、小惑星B612から来たという王子様に出会う。
王子様はその小惑星でたった1本のバラの花を大切に育てながら暮らしていたが、バラと喧嘩をして飛び出してきてしまった。
そして、変わった人たちが住んでいる6つの惑星を旅したあとに、私たちの地球に辿り着いたという長い話をパイロットが聞いているという物語。

 

名言のほうがとりわけ有名だったりしますが、簡単なあらすじから入っていくと、とてもストンと心の中に入ってきませんか?

 

6つの惑星の住人も、「なんだこれ?」というのが正直な感想でした。でも、この歳になってふたたび読み直してみたら、なるほど!の感心がいっぱいでした。

 

絵本とは思わずに、大人がこんなファンタジーなんて!と思わずに、もう一度手に取って読んでみてはいかがですか?大人が今こそ読むべき物語だと私は思います。

 

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 - 日常

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