血液と水分の深い関係!ドロドロをサラサラに?!水を知って健康管理

日常

毎年1回ある職場検診。会社勤めをしている私たちには避けて通れないものですよね。
 

面倒くさいと思う働き盛り、けれどもこの職場検診では、自分では気づかない病気の前兆やそのリスクを調べることができるのです。
 
私も毎年職場検診を受けていますが、今年は血液検査の数値について指摘され、指導を受けました。私の血液は
 

ドロドロ

 

なんですって! このままでは血管が詰まるリスクが高いと・・・。狭心症や心筋梗塞になりかねないと、それはもう脅されましたょ、ほんと。(-“”-)

 

そして、この血液の濃度に大いに関係しているのが 水分 なのだそうです。

 

血液をサラサラにするにはお水を飲むといい、というのはなんとなく耳にしたことはあります。でも、なぜ? どれくらい? などといろいろなことが気になりました。そこで今回はそんな 血液と水分の深い関係 について調べてみました。

 

食事や運動、睡眠といった生活習慣が気になるお年頃のそこのあなたも!^ ^ たかが水、されど水、これを機会に一緒に見ていかれませんか?!

 

 

血液と水分の深い関係


血液検査は健康管理のバロメーターとして欠かせないものです。血液は体重の約13分の1を占めています。

  • 成人男性(約78キロ) 6リットル
  • 成人女性(約52キロ) 4リットル
  • 子 供(約26キロ) 2リットル
  • 赤ちゃん(約6.5キロ) 500cc

だいたいこんな感じです。また、血管をつなぐと約10万キロメートル(地球2周半)もの長さになるそうですよ!

 

血液には主に「酸素や栄養素を運ぶ」「老廃物の排出」「体温の調節」という役割があります。そして、血液の約80%は水分です。だから、水分が不足すると血液は粘度の高いドロドロとしたものになり、運ぶ力も排出する力も鈍ってしまうのです。

 

 

水分が不足し、また、食生活や運動不足の影響で悪玉コレステロールや中性脂肪の量が多くなると、血液が流れにくくなってしまいます。これがいわゆる「ドロドロ血液」と呼ばれるもので、動脈硬化や、血管を詰まらせる血栓もできやすく、脳梗塞・心筋梗塞などの病気の原因にもなります。

 

なので、血液をサラサラにするためには水分補給が非常に大切になってきます。ここまで調べて、私も早速水分補給をしなきゃ!! と半ば強制的な気分になりました。

 

しかし 水分補給 とはいっても、いったいどれくらいの水分を、いつどんな風に摂取するのがいいのでしょう?

 

気になったので、次にご紹介しますね。

 

 

どれくらいの水を?いつ飲めばいいの?


私たちの体の約60%は水分でできています。この水分は細胞内にある「細胞内液」と細胞の外にある「細胞外液」のことを言い、これらの水分が行き来することで細胞の機能を正常に保っています。そしてその体の水分が

  • 1%不足すると喉が渇く
  • 2%不足すると脱水症状になる
  • 5%不足すると熱中症の症状になる
  • 10%不足すると筋肉がけいれんし、循環不全になる
  • 20%不足すると死に至る

体の水分は、汗や排せつ、呼吸などで常に失われています。その量は1日約2.5リットル。1日3食食べていれば、食物からおよそ1リットルの水分を摂取できています。あと、体内で栄養素がエネルギーになるときに生成される「代謝水」というのが0.3リットル。

 

つまり、1日に約1.2リットル ほどの水分を摂取する必要があるということです。夏や運動時などはより多くの水分を必要としますよね。

 

私の場合は、1日最低 2リットル の水を飲むようにと言われました・・・。(._.)

 

水を1日2リットル!! その日の仕事の終わりに早速2リットルのお水のペットボトルを買って帰り、飲み始めました。

 

普段、意識して水分補給をしていない私の体は、2リットルのお水を飲むのはなかなか大変でした。。。そこで、どんな風に飲めばいいのかなぁ~と、飲むタイミングなどを調べてみました。

 

水を飲むタイミング


喉が渇いたと感じたときにはすでに脱水が始まっているといいます。そのためには、喉が渇いたと感じる前に水分を摂ることが必要です。

 

起床後すぐ・朝食時・10時・昼食時・15時・夕食時・入浴後・就寝前 この計8回に約150~250ミリリットル(コップ1杯程度)を飲むのが理想です。入浴後や就寝前には水分が不足するため、コップ2杯程度を飲むようにしましょう。

 

また、一度に飲み過ぎてしまうと、水分量を調節する腎臓に負担がかかってしまい、むくみなどの原因になるので、こまめな水分補給を心がけましょう。

 

 

■Q:水は冷たいほうがいいの?■
:水は「常温」が理想です。温度は人によって胃に刺激を与え、胃痙攣をおこすこともあります。

 

 

■Q:水分補給は水じゃなきゃダメ?■
:おすすめは「水」です。水にはわずかにミネラル成分が含まれるだけで消化・吸収にほとんど負担がかかりません。お茶やコーヒー・紅茶にはカフェインが含まれています。カフェインには利尿作用があり、尿の量が増えて水分不足を促してしまうのです。

 

 

さいごに


病気の前兆やそのリスクを調べることができる職場検診。その職場検診で今年は血液検査の数値が指摘され、水分をとるように指導された私・・・。
 

血液をサラサラにするにはお水を飲むといい というのはなんとなく耳にしたことはあります。でも、なぜ? どれくらい? そこで今回はそんな血液と水分の深い関係について調べてみました。いかがでしたか?

 

1日に約1.2リットル ほどの水分を摂取する必要がある

 

かなりの水分不足の私の場合は、2リットルと言われましたけどね ^ ^;

 

水分補給には血液をサラサラにするという役割だけでなく、代謝もアップします。筋肉にしっかりと血液が送り込まれ、効率よく筋肉量も増え、基礎代謝量が増えます。

 

そして 肌の潤いを保ちます。皮膚は表面から水を与えても中までは届きません。皮膚の中まで水分を補うには水を飲むことです。古い細胞から新しい細胞へ肌の新陳代謝が促されます。スゴイっ!!

 

余談ですが・・・私が水分不足になったのは、水分を摂りすぎるとトイレが近くなるというのも一つの原因だったのです。趣味である映画鑑賞や観劇などの合間に、トイレを気にするのって嫌じゃないですかぁ~?! (^_^;) 

 

今回水分補給のことを調べながらも気になった、この トイレが近くなる 。これは、腎機能が正常なら心配する必要はないそうです。血液検査データではその腎機能の良し悪しなども分かります。必ず医師の診断の下、指導・指示をあおいでくださいね。

 

今年の血液検査は、健康寿命が気になるお年頃の私にとってはちょっと考えさせられる結果となりました。職場検診を毎年受けている働き盛りのそこのあなたも! 一緒に生活習慣の改善をしませんか~?!(^^)/

 

今回私が指導・指摘していただいたこと、これ以外にも血液検査データから分かる体のことはまだまだあります。今後も掘り下げていろいろご紹介していきたいな、と思っています。

 

よかったら、また時々覗いて見てください。乞うご期待!

 

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