ダイエーが2015年1月15日付けで、株式交換方式によってイオンの完全子会社化とされるらしい。そのダイエーの危機を、トイレで実感したというニュース。
福岡市内のダイエー。
男性トイレが女性の下着売り場に片開きの真ん中にバタバタと開閉する西部劇のような扉で用を足しているのがかなり見えるような感じのトイレだったとか。。。
あの天下のスーパー「ダイエー」が?!
・・・とちょっと私もびっくり(@_@)しました。そこで、いろいろと気になって調べてみました。
主婦の店
昔、私が小さかった頃に住んでいたところに、唯一というくらい大きなスーパー「主婦の店」があったのです。本当に、みんながそこへ買い物に行っていたというくらいの、スーパーというものがまだ定着してなかったそういう時代だったように思います。
そして、時代が流れて・・・そこは「ダイエー」となりました。だからダイエーとは、私にとってはとても大きな、偉大なスーパーというイメージがありました。
そして、今住んでいるところにはダイエー傘下の「グルメシティ」があり、やはり私の中では「ダイエー」の偉大さは変わりませんでした。テレビをつければコマーシャルでは、「良い品をどんどん安く」と流れ自然と耳に入ってきて、覚えてしまっているスローガンでした。
ダイエーの変遷
創業者は中内功さん。
スーパーなどの小売業以外にも、プロ野球「福岡ダイエーホークス」・出版「オレンジページ」・金融・大学「流通科学大学」、など事業を展開していき、私の記憶では勢いが止まる所を知らないという状況でした。
- 創業は1957年・神戸市長田区で「大栄薬品工業株式会社」を資本金400万円で設立
- 1号店は、なんと大阪・千林の「主婦の店・大栄薬局店」
※薬品店とは、意外ですが、今でいうドラッグストア的なものでしょうね。 - 1962年「株式会社主婦の店・ダイエー」となる
※このあたりから日本最大のスーパーとなりました。 - 1963年九州に進出「株式会社フクオカエダイエー」を設立
- 1969年には「株式会社ダイエー」となる
- 1970年には主婦の店・ダイエーも「株式会社ダイエー」と合併
- 1980年には業界初、売上高一兆円を突破
- 1993年福岡ドーム開業
- 1996年ダイエー339店舗元旦も営業
- 1999年中内社長が会長に、味の素社長を務めた鳥羽董(ただす)が副社長から社長に
- 2000年中内会長辞任、最高顧問に、鳥羽社長はインサイダー取引疑惑の引責辞任、取締役に
- 2001年中内功すべての職を辞し、ダイエーからリクルートに移籍していた高木邦夫が社長に
- 2005年創始者・中内功死去
- 2007年創業50周年
- 2010年代は閉店や撤退、再構築を検討
- 2014年12月上場廃止
- 2015年にはイオンの完全子会社となる予定
知らなかった、あれもこれもダイエーだった?!
- ヴィッセル神戸 ▸ 楽天へ売却
- ほっかほっか亭 ▸ ほっともっとに転換
- ローソン ▸ 三菱商事
- リクルート ▸グループ離脱
- オレンジページ ▸ JR東日本
- プランタン銀座 ▸ 読売新聞社および三越
- サンテレビジョン ▸ 神戸新聞社
- 神戸オリエンタルホテル ▸ モルガンスタンレー証券
- 福岡ダイエーホークス ▸ ソフトバンク
- フォルクス ▸ 吉野家ホールディングス
- オーエムシーカード ▸ セディナ
偉大なスーパーダイエーから学んだ私
こうしてみれば、私の記憶だけでも幼心にも偉大なスーパーとして残っている
あの「ダイエー」
が移り変わっていくのは致し方ない時代の流れなのかな~?!とも思ってしまいます。
そしてやはりどんなお店にも「トイレ」って大事だな・・・と実感しました。トイレがひどいと、お客さんはそのお店の危機まで感じてしまうというのですから。
私は我が家でもトイレは綺麗にしたいと心がけています。
何かで見たのですが、風水でも水回りを綺麗にすることは金運アップにつながるとか。
さ!頑張って掃除しよう♪(;^ω^)
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