母が手首を骨折しちゃったんです!(>_<) お風呂場で転んだときに手をついて、「痛い、痛い」と言ってるうちに腫れてきて。病院(整形外科)へ行ったら案の定、手首を骨折していました。今回は手首の骨折について・・・
痛みの期間っていつまでなのかなぁ?!
痛がる母を見て気になったのでいろいろ見てみました。
転んだひょうしに手をついて手首を骨折・・・これって子供や高齢者に意外と多いんです。突然起こったとき慌てないよう・・・小さいお子さんや、高齢者の居る方!ぜひ一諸に見ていきませんか?
骨折の痛みの期間
骨折は 圧痛(あっつう)と言って、ちょっと押しただけでも、曲げたり動かしたりしても強い痛みを感じます。そして見る見るうちに腫れてきて、指に力が入らず、握ることができません。
母の場合も「痛い、痛い」と言い、これにバッチリ当てはまっていました。そして、病院へ行ってレントゲンを撮ってもらい・・・
「骨折ですね。」
と診断され、処置をしてもらったとたんに痛みは軽減していったようです。実は2か所も折れていたんですが。^^; 骨折の痛みの期間は、一口にいつぐらいまでとは言えませんが、だいたい 1週間くらい でしょう。
腫れが引くまで約1週間かかります。きっとその間が痛いんだと思います。でも、高齢者の場合、だいたい医師の診断を仰ぐと、安心してかケロッとしていますね。
骨折の痛みは、医師に処置をしてもらうことで軽くなり、そう長くは続かないということです。
転んで手をついてから手首が痛い・・・もしかしてこれ骨折してる?そんなとき、まず病院へ連れて行くまでにどうすればいいのか?!についてご説明しますね。
骨折を疑うときの初期対応
「痛い、痛い」と言っていて、手首はどんどん腫れてくる・・・そんなとき不安を与えず慌てずどうするのがいいのでしょう?
とにかく冷やす!!
私はこんなのを作り、痛がる母の手首を冷やしました。※小さ目のビニール袋に、氷を2~3個と水を入れたものです。
お水をたくさん入れすぎると重くなり返って患部に負担を与えるので注意してくださいね。
高齢者の肌は、とにかく敏感です。保冷剤だと硬くてあまりいい感じではなかったようです。氷嚢(ひょうのう)があれば一番いいんですけどね。
そしてこんな風に応急処置をしました。
- 腫れのあるところに湿布を貼る
- 手首をテーブルなど固定できる上に置く
- 手首にタオルを置きその上に氷水袋を置く
そもそも 捻挫か骨折か分からない!!見分け方ってあるのかな?!これは知っておきたいですよね。では次に、骨折と捻挫の見分け方を症状でご説明しますね。
骨折と捻挫の見分け方
骨折の初期症状は・・・
- 痛み
- 腫れ
もちろん、捻挫でも痛みや腫れはありますよね。では、どう見分けるか・・・
骨折と捻挫の初期症状はとても似ています。だから一概にこれだと骨折で、こうだと捻挫という決定的な症状はなく、見分けるのはとても難しいです。今回は私の母の場合を例にしてご説明しますので、参考程度に見てくださいね。
1.強い痛み
とにかく強い痛みがあります。母の場合、手をおろすことが出来ませんでした。手を下におろせない・・・それほど強い痛み=骨折かも?!と疑いました。そうしているうちに腫れてきたのです。
2.骨の変形
骨折は、局所的に骨の位置がズレるので変形することがあります。捻挫は腫れますが、骨の変形は見られません。骨折を疑った母の手は、やはり手首のところが腫れてはいるのですが・・・ボコッと一部が少し出ているような腫れとはまた違う形をしていました。
よく見られる変形に、横から見たらフォークを伏せて置いたような形からフォーク状変形と呼ばれるものがあります。
65歳以上の人で骨折する頻度の高いのが転倒で、一番多い部位が手首なのだそうです。これは、どうしてなのか・・・気になるところですよね?!さいごに、その原因や治療法などを簡単に見ていきましょう。
手首を骨折する原因
手首の骨折は、「橈骨遠位端骨折」(とうこつえんいたんこっせつ)と言います。手首には2本の骨があり、太い方の骨を「橈骨」(とうこつ)細い方の骨を「尺骨」(しゃっこつ)と言います。転倒で手首を骨折・・・高齢者、それも女性に多いと言われるのですが、その原因ってなんでしょう?
ん~・・・なんとなく理由が分かりましたね。
また、もっと高齢になると反射神経も鈍り、こけても手をつくことができなくなってきます。家族もまず、大けがにならないよう家の中の段差をなくすなど普段の生活から気をつけてあげたい
我が家でも、階段に手すりがなかったので、今回まず階段に手すりを付けることにしました。
骨折した手首の治療法
手首の骨折には、大きく分けて2つの治療法があります。
- ギプスで固定する
- 金属プレートを入れる手術
高齢者の場合、プレート手術のほうが治りが早いとも言われます。
手首が2か所も折れていた母の場合、手術になるのかな~・・・と思っていたのですが、年齢のわりに骨がしっかりしていると病院の先生の判断で、今回はとりあえずギプスで治すことにしました。
ギプスも不自由なのですが、やはり手術となるといろいろまた別の不安も出てきます。後遺症や合併症、入院や費用のことなど・・・。
でも何より、私は「年齢のわりに骨がしっかりしている」という言葉になんだか安心しました。骨がもろくなっているから骨折したので、本末転倒なのですが。^^;
こんなメッシュのアームホルダーをして、見た目だけでも暑い時期をなんとかしのいでいます。
まとめ
お風呂ですべって手をつき手首を骨折しちゃった母が、とても痛がったので・・・この痛みはいつまで続くのかなぁ~と気になっていろいろ見てきました。
いかがでしたか?
- 痛みの期間はいつまでと決まってはないけれどだいたい「2~3日」
- 手首の骨折の応急処置はとにかく「冷やすこと」
- 骨折の初期症状には「痛み」や「腫れ」がある
- 捻挫との違いを見分けるには「強い痛み」と「骨の変形」に注意する
- 女性に多い原因は、閉経後の女性ホルモン分泌低下による「骨のもろさ」
高齢者の場合は粉砕骨折や、複雑骨折などの場合もありますので特に注意が必要です。骨折と疑うような症状であれば、すぐに病院へ行って医師の診断を受けてくださいね。
現在、ギプスで片手が不自由な母は、身の回りの世話をする私に感謝してくれています。私も日頃、いかに母に甘えていたのか、そして元気でいてくれていることの有難みを実感しています。
そんな今までの平凡で当たり前の日常が、いかに大切かを改めて思い知らされました。みなさんも、こういうことで感じることのないよう、親には感謝して優しくしてあげましょうね。
※後日談ですが・・・手首の骨折から数か月たちずいぶん回復しました。ひどい痛みに悩まされたのは1週間くらいだったのですが、ひと月くらいはぼんやりとした感じで痛みはあったそうです。。。リハビリに励む現在、医師に確認してもやはり「日にち薬」ということでした。年齢とともに完治にも日数がかかるようです。(>_<)
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