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実は龍って縁起の良い究極の幸運のシンボルなんです!
2024年、辰年です。
龍は、十二支の中でも唯一の架空の生き物です。
そんな龍は・・・
- 運気上昇
- 立身出世
- あふれる生命力
- 幸福を届ける
- 願いをかなえる「如意宝珠」を持つ
こんなとても縁起の良い意味があるというのです!
今のこのご時世…干支だとか龍だとか興味を示す人は少なく、このスゴイ意味にほとんどの人が気づいていないのではないでしょうか?
今回は、そんな龍についての意味や名前が持つ秘密などをご紹介していきたいと思います。
運気上昇
龍が天へ駆け登っていく姿は、見た目の通り勇壮で勢いが良く、運気上昇を表しています。
弥生時代の終わりごろに中国から日本に伝わった龍。水をつかさどる神とされていました。
五穀豊穣を願い、天からのエネルギーをもらう、運気上昇の龍神様なのです。
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立身出世
中国に「竜門」という激流があり、その急流のふもとに集まってくる鯉は決して「竜門」を登ることができない、と言われていました。
もし「竜門」を登ることができたら、その鯉は竜になれるという言い伝えがありました。
そこから、立身出世のための難関を「登竜門」といい、『鯉』として始まる願いは達成されると『龍』に変わる…すなわち、これが鯉の滝登りと言われ、仕事や出世に良い運気を運んでくれるとされ将来の出世が約束されたことを意味したのです。
あふれる生命力
龍には風水的な意味合いでも、陽のエネルギーをもたらすとされています。
陰と陽の法則は東洋思想の考え方で、宇宙の万物はすべて陰と陽の2つのエネルギーによって構成されているというものです。
陽のエネルギーは、すなわち生命力を表します。
そんな龍は、みなぎる活力とあふれる生命力の象徴なのです。
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幸福を届ける
また、龍は「最上級の幸福」を表すシンボルともされています。
昔、中国では青龍(龍)・朱雀(鳳凰)・白虎(虎)・玄武(亀と蛇の合体)の「四神」として信じられていた空想の動物がいました。
中でも龍は、天を司り太陽が昇る東の守り神であることから特別な存在としてとても大切にされていました。
そんな龍のパワーはとても強く、金運・商売繁盛・良好な人間関係・成功・勝利などをもたらすとされていることから、すべての物事に幸福を届けてくれるのです!
願いをかなえる「如意宝珠」を持つ
龍が握っている玉を「如意宝珠」と言います。如意宝珠は物事を思うままにする、すなわち願いをかなえる力があるという玉なのです。
一般的に、天に向かう昇龍は如意宝珠を持たないとされています。(絵柄的にもそのほうがカッコイイからと昇龍が如意宝珠を持っている絵も多々ありますが…)
天に昇って宝珠を取って降りてくるのが降龍です。
降龍は「下がる・下る」などの運気下降を表しているのではなく「降臨」を意味します。
そう!如意宝珠を持って願いを叶えに天から地上に龍が降り立とうとしているのです。
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私が龍の意味が気になった理由
では、なぜ私が今回龍の意味が気になったのか?!
昨年、たまたま買い物に行ったデパートで見つけたのがこの龍の置物でした。
『にらみ龍』とあり
とされた厄除けの張り子の龍でした。
2023年その当時の私は
どうしてっ?!
というほど、自らの力では防ぎようのない様々な災いが降りかかっていたような状態でした。
また、2024年の干支が辰年で、私の父が辰年生まれということもあり「これだっ!」と思わず手に取って買っていました。
そういえば余談ですが、京都にも「妙心寺」というお寺に「八方睨みの龍」という、どの角度から見ても龍と目が合う狩野探幽が描いた龍の天井絵があると聞いたことがあります。
スゴイですよね。
そして自宅に帰ってこのにらみ龍の置物を飾って以来、なんだか龍の意味が気になって…
こうして見てきて、厄除けのつもりがこんなすごいパワーと意味が龍にはあることがわかりました。
現状を打破するために、このにらみ龍に出会ったという引き寄せの法則のような気がしました。
龍の名前のヒミツをご存じですか?
それから、よく考えてみると私の周りには辰年生まれの人や、「龍」や「竜」の字を使った名前の人が意外と多いことにも気づきました。
日本語由来辞典によると、「龍」が旧字体・「竜」が新字体とされています。
漢字としては「竜」のが古く、頭に冠をかぶりくねくねと胴をくねらせた大蛇の形が由来だそうです。
意味としては「龍」と「竜」どちらも同じとされていますが、人の名前となるとこだわりがある方もいらっしゃいますよね。大事なことです。
たとえば…
- 坂本龍馬 ⇔ 坂本竜馬
- 芥川龍之介 ⇔ 芥川竜之介
なんとなく、雰囲気が違うような気がしませんか?!
2000年当初は常用漢字である「坂本竜馬」「芥川竜之介」を採用していたそうですが、テレビや本など「龍馬」や「龍之介」で表記されることが多いことから、現在では、「坂本龍馬」「芥川龍之介」が主流となっているそうです。
そして龍は初めにもご紹介したように、架空の生き物です。
そんな龍には隠された特徴がたくさんあるのです。
- 頭はラクダ
- 目はウサギ
- 角は鹿
- 爪はタカ
- 耳は牛
- うなじは蛇
- 鱗は鯉
- 腹はみずち(水に住む妖怪)
- 掌ごころは虎
9つの動物それぞれの持つ力が一体となっているなんて、本当に神秘的で魅力的な生き物です。
また中国では、神の使いや古代国家や君主の象徴とされていました。
そこから、日本でも名付けに使う場合
- 上へ上へと駆け登るような人生を歩んで欲しい
- 気高く強く生きて欲しい
- 伝説のように後世に語り継がれる人になって欲しい
- エネルギーに満ちあふれた人生を送って欲しい
- 力強い人であって欲しい
ざっと挙げただけでもこんな意味があります。とてもカッコよさを感じますよね。
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神話における龍のヒミツ
古事記と並び日本で最も古い史書と言われている「日本書紀」にこんな神話があります。
山幸彦(ヒコホホデミ)という神は、ワタツミの宮殿で海神の娘・豊玉毘売命(トヨタマヒメ)と出会い恋に落ちます。
そしてその後、トヨタマヒメとの間に彦波瀲武鸕鶿草葺不合(ヒコナギサタメウガヤフキアエズ)を授かります。
その出産のとき、トヨタマヒメは「出産のときの私を見ないでください」と言いますが、不思議に思った山幸彦はのぞき見してしまいました。
驚くことにそこには、龍になったトヨタマヒメがいました。
姿を見られたトヨタマヒメは生まれたばかりのヒコナギサタメウガヤフキアエズを置いて海へと帰っていきました。
やがて成長したヒコナギサタメウガヤフキアエズは、トヨタマヒメの妹・玉依毘売(タマヨリヒメ)と結婚し、4柱の神を出産。そのうちの1人が日本最初の天皇・神武天皇となるのです。
そうなんです。天皇家の由来となるこの神話、中国から伝わったといわれる龍が日本の神々にも関わっていたのです。
このことは、ほとんどの人が気づいていないのではないでしょうか?
そして、トヨタマヒメが海に帰るとき…残していく子・ヒコナギサタメウガヤフキアエズの成長と健康を願い両乳房を岩に張り付けたといわれる「お乳岩」というのが宮崎県の鵜戸神宮にあるのだそうです。
水をつかさどるとされている龍に、子を産む母の姿を重ね…なんとも深い愛と願いが託されているような気がします。
もちろん、私もこの神話を今回初めて知りました。
さいごに
厄除けの張り子の龍の置物を買って以来、龍の意味が気になった私。
- 運気上昇
- 立身出世
- あふれる生命力
- 幸福を届ける
- 願いをかなえる「如意宝珠」を持つ
十二支の干支の中でも架空の生き物と言われている龍、見た人もいない想像上の生き物ですが、縁起の良い意味と究極の幸運のシンボルだというのがよくわかりました。
例えば…龍の形に見える雲を見たら縁起がいいとか、洞窟の入り口が龍の形に見えるとご利益があるとか、手水舎に龍がいるのは水の神様(龍神)から出る水=神聖な水であるとか、私たちの身近にも龍がいて、願いや祈りに関わっていたのです。
そんな龍を名前に付けるととても気高く力強く…人生の飛躍に願いが込められている気がします。
実は、2023年の私に降りかかった災いの一つに、母の死という悲しい出来事がありました。
早くに亡くなっている辰年生まれの父を思い出し買った龍の置物、龍の意味を調べて知ったトヨタマヒメの深い母としての愛情、偶然とはいえ龍の意味を知って私も何かに守られているようなそんな気がしました…(涙)
【こちらの記事もぜひ参考に♪】
出会えて良かった!タコの意味とスピリチュアルメッセージ
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