スポンサーリンク
最近の私の不安の一つに「記憶力」というのがあります。
あれっ?!今、何をしようとしたんだっけ?!
えーっとあれ、どこに置いたかな?!
なんてことがよくあります。
そう、こんなことが度々あると、記憶力に問題があるのかな? と本当に不安に思っちゃいます。
そんなとき、たまたま見たテレビでやっていたのが「記憶力アップ術」というもので、思わず見入ってしまいました。
それはイメージで記憶するという納得の、3つの方法でした。
昔の懐かしい思い出を覚えていない、今現在のこともなかなか頭に入らない、そんな私のような記憶力で将来に不安を抱える・・・いわゆる記憶力が悪いと思っている人!
今からでも遅くない、誰にでも簡単にできる、という方法をぜひ一緒に見ていかれませんか?!
イメージで記憶する3つのコツ
私が見た番組で記憶術を披露していたのは、記憶力グランドマスター・池田義博さん。
彼は記憶力日本選手権で優勝し、世界大会でも優勝した人なのだそうです。実は、池田さんは 40歳を超えてから記憶術にチャレンジした というのです。
これこそが私の驚きだったのです!
その池田さん直伝の記憶力が悪い人必見の3つのコツは・・・
- 映像として覚える
- 広く浅く何度も復習する
- 五感をフル活用する
では、一つずつご説明していきますね。
スポンサーリンク
映像として覚える
人間の脳は、絵を優先して考えます。
だから、文字で書かれたものを覚えるときには、映像(絵)に変換して覚えるといいのです。
たとえば、ランダムに書かれた関連性のない以下のような言葉を覚えるというお題も
夜空の 星座 の星がぽろぽろと落ちてきて そろばん の玉になって・・・というように自分なりにアレンジして絵や映像として覚えるのです。
そして、その映像や絵に感情が伴うと強く記憶に残るので、その映像は奇想天外なほどGOOD!なのだそうです。
また、数字を覚えるときはなるべく2桁ずつに区切ると覚えやすいのです。たとえば、円周率の3.1415926535・・・を覚える場合も
3.14の後を覚えるには、15「イチゴ」の 92「国」の 65「向こう」に 35「珊瑚」・・・というように2桁ずつ自分で覚えやすい映像(絵)に変換していくのです。
何に変換してどんな映像としてとらえるか、それを考えるだけでも面白くて楽しいですよね?!
広く浅く何度も復習する
広く浅く何度も復習すると忘れない。
と池田さんは言います。
記憶というものは、壁にペンキを塗るのと似たイメージなのです。だから、うろ覚えでも先に進んで数ページごとに復習します。
薄い記憶を重ねることで定着し、忘れないようになるのです。
ここで番組でもチラッと話題になったのが、エビングハウスの忘却曲線 でした。これは私も常々興味があったものの一つです。
心理学者のヘルマン・エビングハウスが証明した人間の脳の忘れるしくみをグラフ化したものです。
エビングハウスは、意味のないアルファベットをたくさん覚えさせ、その記憶がどれくらいのスピードで忘れられていくのかを調べたのです。
20分後には42%
1時間後には56%
1日後には74%
1週間後には77%
1ヶ月後には79%を忘却していた。
ということが分かったのです。つまり、人間は覚えた直後から、半分は忘れてしまうのです!
そこで、ちょっと気になったので効率的な復習のタイミングというのを調べてみました。
- 覚えた直後に復習
- 1日後に再度復習
- 1週間後に復習
- 2週間後に復習
- 1ヶ月後に復習
出来るだけ早いうちに、何度も復習することで初めて記憶が定着するのです。
これから私も勉強する際には、こめまに復習することを心がけたいと思いましたょ、ほんと。
できれば、学生時代に気付くべきだったのでしょうが…
スポンサーリンク
五感をフル活用する
人間の脳は、五感を伴うとより記憶しやすくなるそうなのです。そんな五感を働かせるために役立つちょっとしたアイテムがあるというのです。
- 大事な部分をチェックするなら、おススメは青色
青色は、気持ちを落ち着かせ集中力を持続させてくれます。
- 記憶を高めるにはローズマリーがおススメ
香りをかいで懐かしい記憶がよみがえったことってありませんか?香りには記憶を引き出す力があります。
- 声に出して覚える
声に出して読む音読は、記憶により残ります。耳栓をすると、体内で音が響くことによって記憶力を高めてくれます。
イメージで記憶するコツ、私流!実践法
さて。簡単にできそうなんだけど、いつ! どんな風に? 私なりにやってみたことをご紹介したいと思います。
机に向かって、ノートと教科書や参考書を開いて勉強した時代から早やン十年経った今、そんなことも懐かしみながら・・・。
生活編
我が家は、母と同居しています。母との会話には、「この人、あのドラマに出てたよね?」「えっ?! どれどれ」とか、「ほらほら! あの歌なんやったっけ?!」「えっ?!なになに」なんて、いわゆるこそあど言葉(これ・それ・あれ・どれ) が多いんですよねぇ~。
だから日常生活では、こういった こそあど言葉 をできるだけ使わないようにして、忘れていることはなるべく会話して思い出すようにしています。
覚えることも大事だけれどそれと同時に、この自分の力で思い出すことで記憶は、より定着するんだそうですよ。
それと、最近はラジオを聞いたりします。
ラジオって学生時代の深夜ラジオ以来何十年ぶりで、ほとんど聞かなかったのですが。これはイメージトレーニングにイケる! と思って聞くようになりました。
実際、ラジオを聞いて背景をイメージすることで右脳が活性化されるといわれているんですって。
スポンサーリンク
仕事編
私は、人の顔や名前を覚えるのがどちらかといえば苦手です。(^_^;) なので、この 映像として覚える ということの意味はわかるのですが、どうやってやったらいいのか・・・疑問でした。
たとえば、仕事で「山田さん」という人と名刺交換をしたとします。
その後、山田さんと二度と会わなければ忘れてしまいます。でも、山田さんと仕事の打ち合わせなどで何度も顔を合わせると忘れにくくなりますよね。
ここで、この3つのコツを活かせば、名刺交換で瞬時に顔と名前を覚えられる仕事のできる人になること間違いなし! なのは分かっているんですが。
そこで、どうやったら記憶できるのか、考えてみました。
できるだけ自分なりに覚えやすいようなイメージ化をして、そのあとに瞼を閉じて残像のように思い浮かべるようにしました。
調べてみると、「瞑想」は脳をリフレッシュし、脳波の一種である「シータ派」というのが出やすくなるんですって。
だから「瞑想」のように目を閉じて残像として思い浮かべることは、映像としてとらえることの訓練にもなるようです。
そういえば、記憶の達人といわれる銀座の一流クラブのママさんが言っていたのを何かで見たことがあります。そのママさんは、一度名刺をいただいたお客さんの顔を忘れないそうです。その秘密は、頭の中でシャッターを押して顔と名刺を記憶に残すのだそうです。
まさしく、映像として覚える ですね~!!
勉強編
学生さんの勉強もそうですが、私たち社会人も仕事での資格取得やキャリアアップなどのために勉強をしなくてはならないときがありますよね。
勉強のために時間をつくることもままならない、集中力もあまりない私がこのコツを活かして実践したのは、浅く反復 です。
パラパラ漫画のように、というと言い過ぎかもしれませんが、そのくらいのスピードで文章として読むというよりも、文字を映像化して覚えるイメージトレーニングをするのがいいそうです。
あと、私が実践しているのは、付箋の利用ですね。
それと、できるだけ文字を書くようにしています。
今はインターネットでなんでも調べてすぐに情報を得ることができますよね。私もすっかりそれに頼っていた一人です。なので、教科書や参考書を開いて、答えを得るように頑張っています。
スポンサーリンク
さいごに
昔の懐かしい思い出を覚えていない、今現在のこともなかなか頭に入らない、なんて記憶力が悪いことを常々不安に思っていた私。そんな時、たまたま見たテレビでやっていたのが「記憶力アップ術」。
私のような記憶力に不安を抱えている人に、今からでも遅くない、イメージで記憶する というコツをつかめば誰にでも簡単にできる3つの方法をご紹介しました。いかがでしたか?
- 映像として覚える
映像は奇想天外なほどGOOD! - 広く浅く何度も復習する
薄い記憶を塗り重ねることで記憶を定着させる。 - 五感をフル活用する
チェックのペンは青色、香りはローズマリー、音読に耳栓が効果的。
よく、若い時より記憶力が悪くなった・・・とかって思うことありませんか? 実は、記憶力は歳をとっても変わらないんですって!!
20歳と高齢者をテストしたら、結果は記憶力にはほとんど差が出なかったそうなんです。記憶力は低下しないが、定着率に個人差があるというのです。
そして、そのテストで次に 「このテストは高齢者のほうが成績が悪い」と伝えたら、同じテストでも高齢者の正解率が下がったというのです。
その原因は「自信」です。自分は高齢者だから成績は悪いだろう、と自信のなさがテストの成績にも影響したのです。
今回、私も自分の記憶力に自信がなくなってきていろいろ調べてみて分かったことなのですが。
そんな私と同じような不安を抱えていたかたも、私の実践法もぜひ参考にしてみてください。
そして、どんな映像にして覚えるかと楽しみながら、そのイメージに文字や香りなど紐づけし、歳だから記憶力が悪いという思い込みを捨て、
さあ! 自信を持って記憶力アップに挑みましょう♪
スポンサーリンク
コメント