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湿布の白と茶色の違いについて!知っていましたか?
筋肉痛など、家庭での治療で一番使うのって湿布じゃないでしょうか?
私も、腰痛だったり、足の捻挫だったりで、湿布はよく使います。
そこで気づいたのですが、湿布には 白 と 茶色 がありますよね。何気なく使っていましたが、これってどう違うの?! とついつい気になってしまったんです。
よく見れば色だけでなく、大きさもちょっと違いますよね。
今まではそれほど気にならなかったのですが、最近、本当に湿布のお世話になることが多くて。(^^ゞ
この湿布の白と茶色の違いについて、使い分けた方がいいのかな? 効果も違うのかな?そこで今回は、そんな湿布の白と茶色の違いについて、ご紹介したいと思います。
きっとあなたのお家にも湿布はあると思います。白や茶色、なんとな~く使っていた方も、これを読んでこれからは上手く使い分けてみてください♪ (^^)v
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湿布の種類について
湿布は、成分や形の違いによって、大きく分けて パップ剤とプラスター剤(テープ剤)の2種類があります。
パップ剤
白くて厚く大きい湿布がパップ剤です。パップ剤は医薬成分のほかに水分も含まれています。
- 冷やして貼ると爽快
- 肌に負担なく剥がしやすい
- 強いにおいで効果を感じられる
- 剥がれやすい
- においが強くて気になる
- 水分が蒸発すると固くなる
プラスター剤(テープ剤)
薄くて肌色の湿布がプラスター剤(テープ剤)です。貼りやすい大きさで、肌との密着性も高いです。
- 密着性が高いので関節などにも貼りやすい
- 鎮痛成分で効果大
- 肌色なので目立ちにくい
- 密着性が高いので剥がすとき痛い
- 長時間の使用でかぶれる場合もある
- かゆみを引き起こすこともある
どんな短所も、裏を返せば長所になるんですよね。デメリットは、ある人にとってはメリットになり得る。湿布のメリット・デメリットもそんな感じだなぁ~と思いました。(^_^;)
では、このメリット・デメリットを踏まえて、どんな風に使い分けたらいいのかな? そんなところを次にご紹介しますね。
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湿布の使い分けについて
湿布は、温かく感じる「温湿布」と 冷たく感じる「冷湿布」があります。
これは、患部を温めたり冷やしたりという効果があるというのではなく、温かくまたは冷たく感じるというだけで、筋肉への温度変化はみられないそうです。
だから、どちらを貼った方がいいのか迷った場合は、温かく感じたいなら「温湿布」を、ス~っとした清涼感を得たいなら「冷湿布」を貼る、という好みで選べばいいと思います。
ちなみに、現在は冷湿布が9割以上を占めていて、処方されるのはほとんどが冷湿布なのだそうです。
次に、湿布を貼る患部についての使い分けですが、その前に少し湿布の成分について簡単にご説明しておきますね。
湿布の成分
- サルチル酸メチル
冷湿布・温湿布に配合されています。植物に含まれている物質で、昔はその植物を当てて痛みを抑えていたという言い伝えもある、古くから消炎効果があるとされているものです。
- カプサイシン
唐辛子由来の成分で、温湿布に配合されています。皮膚が刺激され、血管が広がることによって血流量を増加させて抑えます。温湿布特有の熱感やひりひり感がこれで、この刺激によって感覚神経を鈍らせ痛みを抑えます。
- 非ステロイド抗炎症薬
インドメタシン・イブプロフェン・ケトプロフェン・ロキソプロフェン・フェルビナク・ジクロフェナクなど、湿布のCMやパッケージでよく見る成分ですね。消炎効果や鎮痛効果が高く、痛みを抑える効果に優れています。※ケトプロフェンは光アレルギー性接触皮膚炎をおこすことがあるので、貼った後や剥がした後に日光に当たらないよう注意が必要です。
湿布の使い分け
- 急性のケガ
捻挫や打撲、ぎっくり腰などの急性のケガの場合は、冷湿布 で患部の炎症を抑えるのが効果的な治療です。炎症が収まる1週間ほどは冷湿布をしましょう。
- 慢性的な痛み
血行の悪さや筋肉の緊張が原因の慢性的な痛みは、温湿布 が効果的です。しかし、温湿布・冷湿布ともに鎮痛作用があるので、どちらでも好みの方を使ってもよいでしょう。
- スポーツ後の筋肉疲労
スポーツ後の筋肉疲労には、消炎効果や鎮痛効果のある プラスター剤(テープ剤) が効果的です。筋肉の疲労が軽減しない場合は、ケガの可能性があるのでその場合は「冷湿布」のほうが効果的です。しかし、痛みが続くなら病院へ行って診てもらいましょう。
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さいごに
打ち身、捻挫、筋肉痛など、家庭での治療でよく使われる湿布。私も最近特に湿布のお世話になることが多く…そこで気づいたのが、湿布の白と茶色。
今までそれほど気にならなかった湿布の白と茶色の違いについて、使い分けた方がいいの? 効果も違うの? なんていろいろ気になったことをご紹介しました。
いかがでしたか?
湿布には パップ剤 とプラスター剤(テープ剤) があるということで、それぞれにメリット・デメリットがあります。
痛みの感じ方は人それぞれで個人差がありますが、知らないより知って使い分けた方がより効果的で、治りも早いのではないでしょうか。
また、飲み薬に比べて副作用が少ない貼り薬とは言え、湿布かぶれをおこすこともあるので、長時間の使用や、日光に対する注意は必要です。
そして、痛みがひどい場合や長引く場合には、必ず医師の診断を仰いでくださいね。
今回、この記事に興味を持って読んでくださったあなたも、同じように体の痛みで湿布のお世話になったことがあるのだと思います。
お互い無理せず、体と相談しながら上手に湿布を使って楽に過ごしましょうね♪ ヽ(*´∀`)
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