「レジリエンスは、感謝やと思う」―山中先生の言葉に心が震えた日

エンタメ

スポンサーリンク

あの日、テレビから流れた言葉

2025年3月2日の早朝、寝ぼけまなこでたまたまテレビをつけたら・・・今まで聞いたことないある言葉が私の耳に飛び込んできたんです。

それは、私が大好きな建築家の安藤忠雄さんと、そしてこちらも尊敬してやまないiPS細胞の研究で知られる山中伸弥先生の対談番組の中でのこと。

その会話の中で、山中先生がふと話されたエピソード。

山中伸弥教授
山中伸弥教授

中学の頃、柔道部でお世話になった恩師・西山先生に、こう聞かれたことがあるんです。「レジリエンスって知ってるか?」って

その問いに中学生だった山中先生は即答できなかったそうです。そして、こう続けられました。

山中伸弥教授
山中伸弥教授

先生は、「レジリエンスとは、感謝やと思う」とおっしゃったんです。

その瞬間、心の中に“何か”が灯った気がした私は、早速「レジリエンス」の意味を調べたんです。

レジリエンスとは
困難や逆境に直面したとき、それを乗り越えて立ち直る力、元の状態に戻る力、適応する能力などを意味する言葉。
「回復力」「適応力」「ストレス耐性」「打たれ強さ」などと言い換えることもできる。

え゛っ?!「感謝?!」

山中先生の恩師は、それを「感謝」だと捉えるなんて……。驚きと、そして深く静かに胸を打たれました。

今回は、そんな、あの日テレビから流れた言葉「レジリエンス」について、ご紹介したいと思います。

レジリエンスとは何か?本来の意味と、私なりの解釈

そもそも「レジリエンス」とは?どんな意味なの?

困難や逆境に直面したとき、それを乗り越えて立ち直る力、元の状態に戻る力、適応する能力などを意味する言葉。
「回復力」「適応力」「ストレス耐性」「打たれ強さ」などと言い換えることもできる。
と紹介してきました。
心理学的にも、『挫折など心のダメージを受けてもそれを跳ね返して生きていく力』などとも捉えられています。
それにしても、「感謝」という解釈に私は意外性を感じ、私なりの解釈を深堀したくなったんです。
「レジリエンス」は、単なる“立ち直る力” や “打たれ強さ” という気合的なことではなく、「感謝」という気持ちが自分を立て直すエネルギーになるということなのかもしれない、と。
たとえば・・・
  • 「〇〇のおかげで今の自分がある」と思えること
  • 「ありがとう」と感謝することで心が軽くなること
それこそが「レジリエンス」なんや!とおっしゃりたかったのではないでしょうか?

スポンサーリンク


引き寄せや!と感じたあのニュース

それからしばらくして、私はまた「レジリエンス」という言葉に出会うことになるのです。

たまたまある時、友人から “日本の民間会社の宇宙船が月に着陸するねんて!”という話を聞いて・・・

その名もーーー「レジリエンス号」

え゛っ!? また「レジリエンス」?!

テレビで山中先生の恩師の言葉に出会って、心が震えるほどの感銘を受けたあの日から、それほど月日が経っていないのに。
その言葉が、今度は月面を目指して飛び立つなんて!!それを知った私は、不思議な気持ちになりました。

これは引き寄せや!

たまたまかもしれない、偶然かもしれないけれど、私にとってはとてもタイムリーで感動的なシンクロだったんです。

「ありがとう」が心を立て直す力になる

私の人生は、それほど誇れるものではないと今までずっと思っていました。

仕事をしてきたけれど、大した結果を残したわけでもなく、私生活でも何度も立ち止まったり落ち込んだり、その都度、自分を見失ったりしたこともあります。。。

そんな中、数年前に、この「ありがとうおかげさま」と↑はがきに書いてあるような、「己書」というものに出会いました。

上手い下手ではなく、自分なりの文字を書くというものなのですが、その総師範の教えの一つにこうあります。

家の外に出たら頭の上で太陽が燦燦と輝いている。「ああ、幸せだな。今日も世界を明るくしてくれてありがとう」と思うのか、「ああ、いやだなあ。また日に焼けてシミが増えるな」と思うのか。

同じものを見たときに、自分がどう感じるのか。

なんだかわからないけれど、どんなことであれ、それを良きこと、良きものとして受け取れる。

すなわち「感謝」ですよね。

ありがとうと思う気持ちがあれば、少しでも前に進める。「また頑張ろう!」と思えてくる。

そういうことなのかもしれません。

感謝することが、再び立ち上がることの「心のエネルギー」になるんだと。


スポンサーリンク


さいごに

「レジリエンス」という言葉をそもそも知らなかった私。

それが、「感謝」だと山中先生の恩師はおっしゃった。

それが気になり、今回改めて本来の意味を知り、私なりにひも解いてきました。

「ありがとう」の気持ちを忘れずにいることで、人はもう一度立ち上がれる。
そんな解釈にたどり着きました。
実は、私が「己書」にハマったのは、2023年に亡くなった母の導きがあったのです。母の死後、落ち込んで筆を持って書く気にもなれずにいたのですが、「いや、これではアカン!」と思い立ち・・・
己書に出会わせてくれてありがとう、という気持ちを持ちながら書くことを続けました。
その後師範にもなり、いろいろな人との出会いもありました。たくさんのことに感謝し、今も学び続けています。
私は、この「レジリエンス=感謝」という言葉を胸に、これからも辛いときや落ち込んだときにはこの言葉を支えに、頑張っていこうと思います。
あの月面着陸船「レジリエンス号」のニュースを知ったことも、単なる偶然ではなく、私には大きな贈り物だったような気がします。
ありがとう!
あなたにとっての「レジリエンス」はどんなのですか?(*^^)v

スポンサーリンク


コメント

タイトルとURLをコピーしました