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先日、会社で掃除機をかけていたら・・・
「掃除機のコードについてる赤と黄色のテープの意味って知ってる?」
え゛~?!知らない・・・
と、心の中でそっと思っていた私。これって、意味があったのっ?!
それは、「もうすぐ」とか「これで終わり」ぐらいに勝手に思っていたんですよね。
意味なんて考えたことなかった。そういえば、どの掃除機にも同じようにテープが付いていたなぁ~、と改めて思うとその意味がすごく気になっちゃって。
長年、掃除機をかけてきた主婦だから知っていて当たり前、なんて思われてたら「知らない」なんて言えない。
慌てて早速リサーチしたら、なんとこれにはきちんと定められた重要な意味があったんです!
私と同じような主婦のかた! そして掃除機のコードにそんなテープがついてることも知らなかった家の娘さん♪
ぜひ一緒に見てみませんか? そして知らないっていう人にも教えてあげてください。
赤と黄色のテープの本当の意味
掃除機についている赤と黄色のテープ。
実はJIS(日本工業規格)によってきちんと定められているんです。
※JIS・・・工業標準化法によって制定される鉱工業品の種類・形状・寸法・構造などに関する国家規格
では、赤と黄色の意味をご説明しますね。
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赤いテープの意味
掃除機のコードについてる赤いテープは、「これで終わり」というぐらいに思っていました。しかし本当の意味は
こんな大事な意味があったんですね。
私は、無意識に、赤いテープが出るまで思いっ切りコードを引っ張っちゃっていました。
そのときに「あ、ここまでか」なんて思って引っ張るのをやめるんですが。
あまり力いっぱい引っ張り過ぎるのはよくないんですね。注意しなくっちゃ!
黄色いテープの意味
そして黄色いテープは、「もうすぐ赤が出てくるよ」と知らせてくれているぐらいのものだと思っていました。ところが
コードが上手く収納できないときなども、この黄色いテープまでもう一度引き出してから、巻きなおすということにも使います。
そうか! 私はコードがよじれたときには、ちょこちょこと引っ張っては巻き、引っ張っては巻き、を繰り返していました。ダメダメですね。
では、なぜコードに目印がいるのでしょうか?
きちんと目印まで出さないとどんな不都合があるのでしょうか?
私のやっていたことは間違いだらけだったことに気づいたのはいいのですが、どうしてなのか、そのあたりをちょっとご説明しますね。
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コードにテープがついている理由
掃除機のJIS規格書には、以下のように書かれています。
コードリール式のものは、コードの終端部に取れない方法で黄色及び赤色の印を設け、かつ、コードをすべて引き出したとき赤印は外に完全に出ていなければならない。
それは、なぜか?
黄色いテープがついているところまでコードを出さずに掃除機を長時間使っていると、中に熱がこもってしまい、発火する恐れがあります。
赤いテープの目印以上、コードを力に任せてむやみに引っ張ると、断線により発火します。
また、コードの巻き取り機能が故障してコードを収納できなくなってしまいます。
怖いですねぇ~・・・
さいごに
掃除機のコードについている赤と黄色のテープについて会話しているのを聞いて、その意味を知らなかった私が慌ててリサーチした結果をご紹介しましたが、いかかでしたか?
- 赤色:これ以上引っ張ると断線など故障の原因になるという警告のサイン
- 黄色:ここまでコードを出した状態で使ってくださいという目印
本当のこの意味を知らなかったっていう人は多いんじゃないでしょうか?
私も力任せに引っ張ったり、すぐそこを掃除するだけだからとちょこっとだけしか出さなかったり、そんな風に掃除機のコードを扱っていました。
どうしてか?
考えてみたら、掃除機って私たち主婦は特にだと思うんですが・・・もぅ使い方はわかりきっていると勝手に思っちゃっているんですよね。
だから、取扱説明書にじっくり目を通すなんてことしないからなんじゃないかな? と思いました。
実は、掃除機の取扱説明書にはきちんと書かれているのです。
電源コードは黄マークまで引き出し、赤マーク以上引き出さないでください
発火の恐れがある、なんて本当に怖いですよね。
目印の役割を知ったこれからは、優しくコードを黄色いテープまで引き出して掃除機をかけるようにしたいな、と改めて思いました。
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