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コンセントを抜くときにパチッと火花が散った、こんな経験されたかたいらっしゃると思います。
その原因にはいろいろあります。
コンセントから火花が散る原因 8選
パッと見ただけでもちょっと怖いですよね・・・。
では、この原因についてその対処法と合わせて順にご説明していきますね!
電源を切らずに抜く
電源スイッチを切らないでコンセントからコードを抜くと、パチッと火花が散るときがあります。
コンセントにプラグを差し込み、家電製品の電源を入れると電流が流れます。この状態で強引に引き抜くと、プラグがコンセントから離れる瞬間に、その隙間にある空気を通してアーク放電という放電現象が起こるのです。この放電によって火花が散るという訳。
つまり、電源をちゃんと切って抜けば火花は出ないので、大丈夫なのです。
電力が大きい家電製品ほど大きい電流が流れるので、くれぐれも電源を切ってからプラグを抜くようにしましょう。
なお、多少火花が出たからといって、家電がすぐに故障したりすることはありませんし、コンセントも火事にならない様に作られてはいます。
そのまま家電を使い続けて問題はありません。
家電の電源切らずにコンセントをいきなり抜く夫。
何度注意しても「大丈夫に決まってる」と言うので「火花出やすくなるから駄目だよ」と教えたら無視された。
こういう夫ルール多くて迷惑。— みぐ@猫と添い寝 (@rainhym) August 19, 2019
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コンセントに埃がたまっている
毎日掃除をしていたとしても、自然と埃は入り込んできます。
コンセントを差している電化製品には静電気が起きていて、埃が付着しやすくなっています。そのたまった埃が空気中の湿気や水分を吸収し、そこに微電流が流れて火花が出るのです。
この現象を「トラッキング現象」と言い、大きな火災につながりとても危険です。
コンセントに市販のカバーなどを取り付けて埃がたまらないようにすることも対処法の一つです。
価格:718円 |
突如バンッと火花が散って、びびった。
コンセントとプラグ🔌の隙間に溜まった埃が湿気を吸収して漏電が起き、発火🔥する「トラッキング現象」らしい。
スマホ充電器で起こるなら、もっと埃溜まってそうな冷蔵庫で起きてもおかしくない。
今日はとくに湿度高いので、皆さまお気をつけください⚠️ pic.twitter.com/FSdFfTAjST
— 脚本家・今井雅子@『嘘八百 なにわ夢の陣』1月公開👑🍵🏯 (@masakoimai) September 6, 2020
掃除してて、コンセントの延長コードの下にグイーと掃除機を通したら、いきなりバチッ!と火花が噴いてこんな事に……:(;゙゚’ω゚’):
炎は上がらなかったが、何事か!
やっぱり埃が積もってたのかなぁ。コンセント周りの掃除をしなければ……:(;゙゚’ω゚’):
でも棚の裏とかどうすりゃいいの… pic.twitter.com/GAPc53iHzv— りっか (@rikka_occult) March 5, 2020
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コンセントにたくさんのプラグをさす「タコ足配線」
コンセントの数が足らないからと、電源タップや延長コードで差込口を増やすことを「タコ足配線」と言います。
各家庭のコンセントや電源タップにも容量があります。
一般家庭のコンセント一か所に流せる電流の目安は、15A(アンペア)までです。家庭用電源の電圧は 100V(ボルト)で、使用できる容量は1500W(ワット)です。
電源タップの容量も1500Wが上限とされています。
例えば、消費電力900Wのオーブントースターと、200Wのミキサー、1000Wの電子レンジを1つのタップにコンセントを差し込んでいると
で、電力の容量オーバーとなり、電源タップが過熱し発火するなどの電気火災を招く危険性が高くなります。
冷蔵庫:約150W
炊飯器:約600W
掃除機:約200W~1000W
パソコン・テレビ:約130W~150W
電子レンジ:約400W~1000W
ドライヤー:約1000W~1500W
ドライヤータコ足配線のコンセントに刺してスイッチ入れたらパンって火花出て
プチ爆発したんだけどっ😨
新しいの買わなきゃ🙄 pic.twitter.com/E3CKNnUXt3— RINA🥀໒꒱ (@rinabb40) June 16, 2020
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たまたま高い電流が流れた
電圧は常に変化しているので、高い電圧のときに差すと一瞬火花が散ることがあります。
家庭用コンセントは交流といって、高い電圧・低い電圧と交互に流れているので、使用に問題がなくてもたまたま高い電圧のときに差すと火花が出てしまうときがあります。
でも、使用に問題がないとはいえ、こういう現象が繰り返しあったりすると、故障の原因にもなるので気になるときは使用をやめて、業者さんに点検をしてもらうようにしましょう。
そーいえばまだ直流、交流全然知らん時にモーターをコンセントに刺したらめっちゃ早く回るんちゃうかと思って刺してモーター焼いたことあったな(())
バチッって火花散ってあれはまじでビビった— 金剛🍊 (@iKongoTEC) April 21, 2022
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コードの断線や絡まり、締め付けなど
プラグに問題がなくても、コードが絡まっていたり、断線していることに気づかずに使用していると、発火の原因となります。
断線が確認された場合は、絶縁テープを巻くなど間に合わせの修理をして使用することも可能ですが、できるだけ早くコードを買い替えたほうがいいでしょう。
また、購入したときにはコードって結束バンドで束ねられていますよね。
このままコンセントに差し込むってことはないですよね?!
え゛っ?あります?
それはちょっと危険です・・・
コードを締め付けた状態で使うと、コードが熱くなって発火する危険性があります。
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エレコム|ELECOM ケーブルスパイラルチューブ(長さ:5m/内径:20mm/ブラック) BST-20BK[BST20BK] 価格:860円 |
ほかに100円ショップなどでも、コンセント回りのコード絡まり防止グッズがいろいろと売られています。
どういう風にまとめてみようか考えて、100円ショップを探索してみるのもまた楽しいですよ!!(^^♪
先日起きたコード齧り事件を4コマにしました✋ちょこっと齧られたコンセントから火花が出て危なかったです🔥
ほんとに危険なので、動物と暮らしている皆様はお気を付けください😥少し齧られたら買い替えることをオススメしたいです。#4コマ #4コマ漫画 #絵日記 #お絵かき #お絵描き pic.twitter.com/eT6063lxlK
— デグーと暮らすライフスタイル @ TORU (@degu_lifeis) March 20, 2018
我が家もやられましたょ^^; 嚙みちぎられちゃいました・・・(涙)
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雷が落ちた
近くに雷が落ちた場合、まれにコンセントから火花が出ることがあります。
これは、「雷サージ」といって落雷によって瞬間的に高電圧・大電流が流れるから起こる現象です。テレビやパソコンなどが故障する原因にもなります。
雷の鳴る音が近くで聞こえたら、できるだけプラグをコンセントから抜いたほうがいいでしょう。
超至近距離に落雷した瞬間を撮影、部屋のコンセントが火花を吹いてパソコンのモデムが故障(2008)https://t.co/pszTUbgz44
— GIGAZINE(ギガジン) (@gigazine) December 23, 2019
3つ穴のコンセントに2つ穴用プラグを差した
日本では家庭用コンセントといえば2つ穴コンセントが主流ですが、アメリカでは3つ穴が一般的です。
コンセントの2つの穴は電気が行き来し、3つ目の穴はアース用です。洗濯機や冷蔵庫など水回りに近い電化製品に漏電対策としてアースがあります。
3つ穴コンセントは通常よりも大きな電流が流れます。
3つ穴コンセントに2端子のプラグを差しても、漏電したり感電することはなく使用に問題はないそうですが、差し込むタイミングによっては火花が出ることがあります。
水回り機器以外、日本ではアースの必要性はありません。なので、2つ穴のコンセントには2端子のプラグを、3つ穴のコンセントには3つ穴用のプラグを差すようにしましょう。
コンセントに合った仕様のものをきちんと使うことで、火花が出ることも防止できます。
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コンデンサの影響
コンデンサとは、受け取った電力を消費したり、貯めたり、放出するという電子回路の基本となるとても重要な部品のひとつで、ほとんどの電子機器に使用されています。
コンセントにプラグをさしこんだとき、コンデンサには大電流が流れて、タイミングによっては瞬間的にパチッと火花が出ることがあります。
これは、正常な動作ではあるのですが、火災につながらないよう注意する必要があります。
コンデンサは私たちの生活の身近なものでは、スマホやタブレットなどのモバイル機器やAV機器、IH炊飯器・冷蔵庫・洗濯機・エアコンなどの家電製品に使われています。
一番身近で重要なところでは、スマホの充電時などは特に注意が必要ですね。
良い感じのプラグがなかったので、コンセントのタップを半差しにして端子を接触させたら、青い火花が散ってタップの一部が溶けましたの
コンデンサ始動式だから大電流が流れるのを忘れていましたわ pic.twitter.com/omkkpTakla— 浅学INLET (@ALaboTooFar) June 8, 2021
ちなみに、今回の私は 「コンセントを抜くとき」 というタイミングでの現象をリサーチしていましたが
「差し込むときにも火花が出る」
ということもあるようなのです。では、この差し込むときにもパッチと一瞬火が散る原因なども、次に少しご説明しておきますね。
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コンセントに差し込むときにも火花が散る?!
コンセントに差し込むときにも火花が?!
プラグをコンセントに差し込むときは、抜くときと違って家電製品の電源はOFFなわけですよね? それなのに火花が出るときがあるというのです。
- 差し込んだ直後には大きな電流が流れる
コンセントにプラグを差し込んだ直後には、普通に電気が通っているときよりもとても大きな電流が流れるので火花が出やすい - たくさんついているコンセントに差し込むと大量の電気が流れる
タコ足配線など電気の器具がたくさんついたコンセントに差すと、いきなり大きな電流が流れ火花が出る - 電圧は常に変化しているので、高い電圧のときに差すと火花が出る
家庭用コンセントは交流といって、高い電圧・低い電圧と交互に流れているので、たまたま高い電圧のときに差すと火花が出やすい
差し込むときに火花が出るのときの対処法としては、負荷が大きくなるようなタコ足配線にせず、怖がらずにゆっくり差し込みましょう。
それでも気になるようであれば、スイッチ付きのコンセントタップを使用するなども一つの方法です。
BUFFALO/バッファロー 2分配タップ 集中スイッチ/雷サージ防止付き ホワイト BSTAPD03WH 価格:634円 |
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さいごに
このあいだ、ドライヤーを使い終わってコンセントからコードを抜くとき、火花がパチッと散ったんですよね。
もちろんこんな爆発みたいに大きな火花ではなかったのですが、私の気持ち的にはこんなカンジだったんです。
本当にびっくりしました。
ドライヤーかコンセントのどっちかに故障か何か問題があるのかな?でも私が使っていたドライヤーは、そんなに古いものではなかったし・・・
このまま使っていても大丈夫なのかな?
と、とっても不安になり気になったので調べてみました。いかがでしたか?
タコ足配線にせず、電源をちゃんと切ってコンセントから抜けば大丈夫!
ということが分かりちょっと安心しました。
また、コンセント周りの埃が発火の原因になりますので、こまめに掃除をする様にしておきましょう。
今回調べていて新たな発見がありました!
コンセントの差込口は左右非対称になっているんです!知らなかった・・・^^;
コンセントにプラグを差し込んだとき、右の穴から電気が流れ(ホット)電化製品に届きます。
左の穴はアースの役割(コールド)をしているのです。
基本的には、これがあるおかげで電化製品が壊れたり、火災に発展したりしないようになっているのです。
コンセントの寿命は、10年 と言われています。
同じコンセントをずーっと使い続けていると、埃も溜まります。高温多湿の日本では、溜まった埃に湿気を含み、それが放電によって火花が出ると発火してしまう恐れがあります。
私も、火花が出たというこの経験から、家のコンセントを見直してみようと思いました。
今回これをご覧いただいた方にも、いいきっかけになれば幸いです。
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