向かい干支の相性は悪くない!その意外な理由は?

日常

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先日、職場の女性が

あー・・・来年わたし、年女やわ~ !

なんて、会話をしていたんです。

ん゛っ?!来年の干支ってなんやろ?

この人の干支と私の干支の相性はどうだろう?

なんて思ったんです。

干支の相性が悪い? 良い? そんなどうでもいいようなことって、たまにちょっと気になったりしませんか?

そこで、干支を調べようと思っていたところ、そういえば!とふと思い出したことがあったんです。それが、今回のテーマ 「向かい干支」のこと。自分の向かいにある干支との相性のことなんです。

向かい干支は、相性が悪い相手のように見えて、実は相性が良いんですって!

今回はその向かい干支について、相性やその理由をご紹介します。日本に昔からあるのに意外と知らない干支のことにも少しふれながら。

これを読んでくださっているあなたも、ご自分の干支と相性がいい干支は何か、自分の干支にはどんな意味があるのか、ぜひ見てみてください。

毎朝見るテレビや新聞の星占い程度に、ちょっと楽しめるかも? ですよ!

相性が悪いどころか、実は相性がいい「向かい干支」

いつどこでだったか忘れたのですが、(たぶん歯医者の待ち合い室とかで見た週刊誌かなにかで)たまたま向かい干支という文字を目にしたことがあったんです。

向かい干支とは、十二支を時計のように並べて、自分の干支の対面にある干支のこと を言います。

ふーん、そうなんや。

なんて、そのときは自分と相性のいい干支を見て、それで終わったんですよね。

でも、それがどうしてなのか? 今回はちょっと気になったので調べてみました。
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向かい干支とは

では、あなたの干支の向かい干支はなんでしょう? 気になりますよね。

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つまり、子(ねずみ年)は午(うま年)が 向かい干支となります。反対側にあるということなので、おおよそ正反対の性質を持つものなのです。

正反対の性質なんて言われると、相性が悪いように思いがちですよね?!

実はこれが、お互いにないものを持ち合わせている、本来なら出せないパワーを得られるという意味で相性がいいと言われているのです。

余談ですがそういえば昔、私の父が、「似てない者同士のほうが、ないものを補いあえるのでベストカップルなんだ 」なんてことを言っていた記憶があります。※「ベストカップル」なんて粋な言い方ではなかったですが。

じゃあ、それぞれの干支ってどんな性格なのでしょうか?

血液型や星座と同じで、12の干支に例えて性格を分析し一言で言うことはできませんが、ご参考程度に次にご紹介します。

それぞれの干支の性格とは?

干支と性格干支と性格
(ねずみ)
こまかなことに気づく。
無駄遣いしない。掃除好き。
「行動力」「財」
(うま)
お世辞上手で人気者。
お金まわりも良い。
「陽気」「御洒落」「派手」
(うし)
根気よく辛抱強い。
信用もあるが好き嫌いあり。
「粘り強さ」「誠実」
(ひつじ)
品よく、芸もあるが高ぶりもせず。
取り越し苦労で、遠慮がち。
「穏やか」「人情」
(とら)
落ち着いていて、考え深い。
人に慕われるが、気ままが玉にキズ。
「決断力」「才知」
(さる)
小才あり、器用である。
褒められるために損をすることも。
「器用」「臨機応変」
(うさぎ)
愛嬌があり、人気者。
福徳あるが、遠慮して苦労する。
「温厚」「従順」
(とり)
考え深く、あれこれと忙しい。
気変わりが多い。
「奉仕」「実り」
(たつ)
威勢よく、思わぬ人の引き立てあり。
負けず嫌いが損の元。
「正義」「信用」
(いぬ)
義理堅く、正直。
骨折り損多く、くよくよ思う。
「勤勉」「努力」
(へび)
心深く、言葉少なく知恵多い。
金に一生不自由なし。
「探求心」「情熱」
(いのしし)
潔白。
あとさき見ず、損もする。
「冒険」「勇気」

いかがですか? 正反対と言われれば、そんな感じもするようなしないような。
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向かい干支は守り神

向かい干支は、相反する干支の力を借りて困難を乗り越えられるということで、守り干支 とも言われるそうです。

その昔、七五三の着物や、子供の普段着の着物の背に、この守り干支を刺繍していたといいます。子の干支にはない力を守り干支に借りるという親心の表れなのでしょうね。

だから、それに習って私たちも ラッキーアイテム として取り入れるのも一つの手ですよね。

自分の干支のグッズを集めている人はいると思いますが、目先を変えて、向かい干支のグッズを集めて自分にはないパワーを得るというのはどうでしょう?

実際、京都の清水寺には 向かい干支の幸せ鏡という物が売っているそうなんですよ!

向かい干支の幸せ鏡

向かい干支の幸せ鏡

風水で鏡は邪気を跳ね返す、あるいは悪い気を集めて良い気に変換するという意味があるといわれ、魔よけのアイテムといわれています。ちょっと興味をそそられますよね。

そもそも、干支ってなんでしょう?

日本で古くから使われていた暦のようなもの、というだいたいのことは知っていますが。

どうしてこの12の動物たちなのでしょうね? ちょっと気になったので、そんなところに少し触れてみたいと思います。

干支のおはなし

干支の起源は、中国・殷(いん)の時代です。※紀元前17世紀ごろ – 紀元前1046年の中国の王朝

日・月・年のそれぞれに充てられ、60日(ほぼ2か月)、60か月(ほぼ太陰太陽暦5年)、60年などをあらわす。日本、朝鮮半島、ベトナム、西はロシア、東欧などに伝わった。
日本では「干支」を「えと」と呼んで、ね、うし、とら、う、たつ…の十二支のみを指すことが多いが、「干支」は十干と十二支の組み合わせを指す語であり、「えと」は十干において「きのえ(甲)」「きのと(乙)」「ひのえ(丙)」「ひのと(丁)」と陽陰に応じて「え」「と」の音が入ることに由来するので、厳密には二重に誤りである。

Wikipediaより

方位や時間に付けた名前が覚えにくいので、動物を当てはめたと言われています。その動物に意味はないそうです。そして、こんな面白い逸話もあります。

大昔、神様が言いました。

「新年に挨拶に来た順番に12名を、1年を守る干支にする」と。

これは名誉なことと、動物たちは競って新年に神様に挨拶へと急ぎました。
ねずみは、牛の背中に飛び乗りぴょんと飛び込んで1番になりました。
だから、干支の始まりは「子(ねずみ)」からなのです。
そして今の干支の動物たち、ねずみ~いのししまでが順に到着したそうです。
しかもこのねずみ、猫に「新年っていつだった?」と聞かれ「1月2日」と嘘を言って挨拶に行かせなかったのです。
だから、干支に「猫」はないそうです。
その恨みから、ねずみは猫に追いかけられる・・・という運命になったとか。

また、干支を使う国では、順番は同じなんだそうです。

けれども、日本では「亥」=「いのしし」ですが、中国では「亥」=「ブタ」なんだそうですよ。

当時の日本では「ブタ」に馴染みがなかったそうです。そこで、ブタに似た「いのしし」にしたのだとか。面白いですね~♪
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さいごに

たまたま干支の会話を耳にして、その相性が自分の干支と悪いのか?いいのか? そんなどうでもいいようなことが気になって。

そんなとき、向かい干支のことも思い出し、干支の話などといっしょにご紹介してみました。

いかがでしたか?

向かい干支とは、十二支を時計のように並べたとき、自分の干支の対面にある干支のことを言います。反対側だからといって、相性が悪いわけではなく、実は相性がいいんだということ。

そして、それはどんな風なのか・・・性格を参考程度に簡単な分析をしてみました。

(ねずみ):「行動力」「財」
↓      ↑
(うし):「陽気」「御洒落」「派手」

(うま):「粘り強さ」「誠実」
↓     ↑
(ひつじ):「穏やか」「人情」

(とら):「決断力」「才知」
↓     ↑
(さる):「器用」「臨機応変」

(うさぎ):「温厚」「従順」
↓     ↑
(とり):「奉仕」「実り」

(たつ):「正義」「信用」
↓     ↑
(いぬ):「勤勉」「努力」

(へび):「探求心」「情熱」
↓     ↑
(いのしし):「冒険」「勇気」

干支が登場するのは、最近では年賀状ぐらいですよね?!年賀状も、近頃ではメールで済ませたり、出さない人が多くなったとか聞きますが。

そして意外と今でも「何どし生まれ?」とか干支で聞かれることもありますよね。

そんな、意識していないようでしている干支。

私も自分の干支ではなく、向かい干支のグッズやアイテムをこれからは身近に感じてみようかな? なんて思いました。

これを読んでくださったあなたも、私のように向かい干支のパワーを借りて運気アップを、一緒に狙ってみませんか?
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