電子レンジでアルミホイルはなぜ使ってはいけないの?

日常

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電子レンジでアルミホイルを使ってはいけないのは常識ですよね。ある日、娘にレンジでチンを頼んだら、ちょうどラップがなくてアルミホイルを取ろうとしたので・・・

アルミホイルはあかんよ

と言うと

えっ!なんで?

え~~~~っ?!そんな・・・なんでって。絶句してしまいました。

そうなんです、そんなこと誰でも知っていると思ってたんです。

なぜ?!

説明できない・・・!

そこで、電子レンジでアルミホイルをなぜ使ってはいけないのか?これをどうしても知りたくなって。

それにもしかしたら娘たちに「それって昭和~!」なんて言われかねない。

今はなんでも技術が発達しているから、特に家電製品は目覚ましい進化を遂げていますよね。

今の電子レンジはアルミホイルでも使えるのかも知れない!なんて思って。

私のようなお母さんのためここにシェアしますので、ぜひ一緒に見ていってください。

電子レンジにアルミホイルは火花が出るという理由


電子レンジの取り扱い説明書では、

●金属容器、アルミホイル、金串などは使わない
火花が出て、発火・発煙・ドアガラスの割れなどによりやけどやけがをします

などとあります。けれども、絶対に使えないこともないようなのです。

    • 一部の使い方では、レンジ機能でもアルミホイルを使えます。
    • アルミホイルを使用の場合は、庫内壁面に近付けないようご注意ください。

という説明書きもありました。

では、なぜ使ってはいけないのか?それは電子レンジの仕組みに関係しています。

電子レンジは英語で「microwave」という名の通り、マイクロ波という電磁波を出し、食品の水分を振動させることによって熱を発生させ温めます。

この電磁波の中に、アルミホイルなどの金属があると電磁誘導という現象により電流が発生します。

このときアルミホイルなど金属の表面には電子がいっぱい詰まっていて、これがマイクロ波の振動により勢いあまって飛び出し、電子レンジの庫内などに接触したときにバチッと火花が出てスパークを発生します。

これが放電です。

アルミホイルがシワシワになっていたり、端っこがヒラヒラしていると放電しやすくなります。

この放電によって電子レンジの電気回路が壊れたりと故障の原因となるのです。

そして、過電流によって発火・発煙の恐れがあるというのです。

では取扱い説明書にあるように、なぜ使い方によっては大丈夫なのか? どういう風に使えばいいのでしょうか?そのことについて次に少しご説明しますね。
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電子レンジにアルミホイルが大丈夫なわけ

以上の電子レンジの仕組みが分かれば、アルミホイルに溜まっている電子がレンジ庫内の壁面など他の物体に当たらなければ、アルミホイルを使っても大丈夫ということですよね。

例えば・・・

  • 電子レンジとアルミホイルの間にプラスチックのお弁当箱のような絶縁体がある
  • 加熱を短い時間にする
  • 出力を弱くして使う

こんな風にすれば、電子レンジでアルミホイルを使うことは大丈夫なのです。


先日会社で若い男性社員が、お昼にお弁当を電子レンジで温めていたんです。

「チン♪」と鳴って取り出したのを見たら、アルミホイルのカップが入っているんですよね。

え~!それって大丈夫なの?

電子レンジの仕組みがわかれば、これは全然大丈夫だったんですね~。

さいごに

「電子レンジでアルミホイルを使ってはいけない」一般常識のようにずーっと思っていたけれど、いざ なぜ? と聞かれても説明できないことに気づいて・・・その理由を見てきました。

いかがでしたか?

レンジの電磁波に反応して火花が発生し、それが故障や発火の原因になる

本当はとても危険なんですよね。

けれども、この火花を発生させないようにすれば、電子レンジでアルミホイルを使っても大丈夫なのだということもわかりましたね。

けれども、使い方を間違ってしまうと故障するだけでなく、やけどや火災など大きなけがや事故になりかねません。

やっぱり私は大丈夫と分かっていても、そんな怖さを考えると、安全のために今まで通り電子レンジでのアルミホイルは使わないようにしようと思います。

これをご覧になってくださった方も、もしアルミホイルを使われる時は注意事項をご覧の上、自己責任でお願いします。

【こちらの記事もぜひ参考に♪】
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