休日は、どこかへぶら~っと出かけたいなぁ・・・なんて思っていても、なかなか実行できずにいます。そんなとき、テレビで藤山直美さんが、京都を紹介していたんです。彼女は、演技はもちろん会話もおもしろくて、私の好きな女優さんの一人です♪
小学校1年生から京都にお住まいという藤山直美さんが案内するのは、祇園!! 私のような京都に親しみのない者にとっては、難易度が高いかな?と思う所ですが。それがなかなかどうして、ぜひ一度行ってみたいと思ったんです。
今回は、京都を観光するなら! ということで、「お散歩がてら」 みたいな感覚で行ける祇園の名店めぐりをご紹介したいと思います。足腰に負担がかからない程度のコースなので、お母様(お義母様)とぜひご一緒にいかがですか?
京都観光!おすすめコース
日本有数の花街である祇園は、半径250メートルほどの小さなエリア。京都といえば歴史的背景のある名所旧跡を訪れるのもいいけれど、祇園にも京都ならではの文化と風情があるのです。
そんな祇園の名店めぐり、おすすめコースは
レストラン菊水
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するがや 祇園下里
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ゑり萬 (えりまん)
老舗とか名店と聞くと、ちょっと入りにくい高級なイメージですよね。でも、テレビで見た印象はそんなことがなかったので、とても行ってみたいと思ったのです。
では、ひとつずつ紹介していきますね。(*^^*)
洋食の老舗 レストラン菊水
京都・南座の向かいにある、100年続く洋食の老舗「レストラン菊水」。 藤山直美さんは小さい頃からこのレストランに家族で通っていたそうです。そして、学生時代は、ここのミックスジュースを飲みながら南座の招きを眺めていたと言います。相当な通ですね。
そのミックスジュースというのが、6種類の新鮮なフルーツにバニラアイスとザクロのシロップを隠し味に使ってミキサーにかけるというもの。独特なのどごしと濃厚でとろみのある味わいがとても美味しい、菊水で人気のメニューです。
食事のメニューも、ビーフシチューのボルドー風 ¥1,944(税込) や、 ロブスターの煮込みハンガリー風 ¥2,700(税込) など、おいしそうなものばかり。
凝った本格フレンチなのに、日本人の好みに合った昔懐かしい洋食のようなお味というのが、またいいんですね。夏には屋上ビアガーデンが有名です。
竣工当時のままのレトロな建物は、国登録文化財に指定されています。
歴史を誇る京菓子店 するがや祇園下里
レストラン菊水から約100メートルほど歩いたところにあるのが、創業が江戸時代の終わり、文政元年(1818年)という京菓子屋さん「するがや祇園下里」です。ここの看板商品とされているのが 「大つゝ」というショウガと黒砂糖の飴をおせんべいで巻いた飴菓子。藤山直美さんのお父様・藤山寛美さんの大好物だったそうです。
ショウガがたくさん入っているので喉にもいいのですが、とにかく とても堅い! (^_^;) 歯に不安のある人は、要注意ですね。
この飴は創業当時から手作りで、大砲の弾のように大きな飴だったことから「大つゝ」と命名されたそうです。日露戦争の記念菓子だったそうですょ。スゴイ歴史ですね。そして、お店も京都市登録有形文化財なのです。元々お茶屋として建てられたという、とても風情のある貴重な建物です。
映画監督の小津安二郎さんや、その他多くの著名人から愛されたという老舗。本当に一言では言い表せないような、深みのある店構えでした。お菓子好きの私としては、ぜひ一度伺ってみたいと思いました。
帯揚げの老舗 ゑり萬
祇園新橋通の角にあるのが、創業は幕末という和装小物の老舗 「ゑり萬」。元々は花柳界専門のお店でしたが、今は一般の人も買うことができ、全国からお客さんが来るという名店です。
「一般の人も買うことができる」とは言っても、普通のお店のように商品が陳列されているわけではないのです。こんなものが欲しいとお店の人に伝えて出してもらうというのが、このお店。いわゆる昔の呉服屋さんのスタイルですね。
たとえば帯揚げが欲しいのなら、「帯揚げを見せてください」と言うと、もの凄い数の帯揚げが出てきます。中でも、赤色の美しさから 『ゑり萬の赤』 と言われるほどなのです。祇園の舞妓さんには欠かせない物だとか。(゜.゜) スゴイですね~。
普段に使えるような帯揚げでも、それはたくさんの赤色があります。濃い赤や、薄い赤、年齢や季節の移り変わりで使い分ける という、そのわずかな色の違いが京都に息づく文化や風情を感じさせるのですね。
藤山直美さんは、ゑり萬の帯揚げしか使わないのだそうです。そう言われて彼女の和服の装いを見てみると、ちらりとだけ見える渋い赤が本当に粋でした。見えないところにまで気を配られているセンス、素晴らしい!
私もいつか、ゑり萬さんの帯揚げをしてみたいです。まず、その文化と風情が似合う自分磨きをしなくては?!(^_^;) ですね。
さいごに
休日にはどこかへ散歩がてら出かけたいけど、どこへ行っていいかわからないなぁ~、なんて思っていた私。そんなところへ、テレビで大好きな女優・藤山直美さんが祇園の名店を案内されていました。知らないと入れない?というか入りにくいようなお店。でも、これはぜひ行ってみたい!と思うところばかりでした。
そこで今回、京都を観光するなら、おすすめのコースは祇園の名店めぐり、とみなさんにもご紹介しました。いかがでしたか?
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歴史を誇る飴菓子 するがや祇園下里
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美しい赤でおなじみ 帯揚げの老舗 ゑり萬
簡単な地図を作ってみましたので、ご参考にしていただければ幸いです。
まずは、京阪祇園四条駅6番出口を出て、京都 南座 を目指しましょう。すると、目の前にレトロな5階建ての「レストラン菊水」 が分かります。そこからスタート! です。
余談ですが、するがや祇園下里 から ゑり萬 へと祇園の街を進んでいく途中、
辰巳橋を渡ると、辰巳大明神という神社があります。
ここは、火曜サスペンス劇場に必ずといっていいほど出てくる有名な神社だそうです。(^_^;) こんど、じっくり見てみよう♪
テレビでは、この後も藤山直美さんがお友達の祇園のクラブやお茶屋さんを訪ねていました。
私としては、京都・祇園でこのコースだと、私の母でも無理なく行けそうだと思いました。歴史に詳しくない母が、たくさんの名所や旧跡を回っても疲れるだけだし。おいしいものを食べて、最近和服に興味も出てきたのでゑり萬さんで帯揚げ買って、と母と二人で散歩がてら行ってみようかな?
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