デミグラスとドミグラスの違いはフランス語と英語の発音の差だけだった!まったく同じものなの?

日常

スポンサーリンク


デミグラスとドミグラスの違い

デミグラスとドミグラスの違いは?!
デミグラスとドミグラスの違いはフランス語と英語の発音の差だけでまったく同じもの!

そう、どちらも同じソースなんです。

先日、お気に入りのドラマを見ていたら、主人公のカップルがファミレスで食事を注文するシーンがあったんですよ。

ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」のファミレスでのワンシーン

ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」のファミレスでのワンシーン

ん゛っ?!  デミグラス?ドミグラス?

なんて、どーでもいいようなことが気になっちゃったんですよね(苦笑)

そこで今回はそんなドラマを見ながら気になった「デミグラス」と「ドミグラス」の違いをご紹介したいと思います。
スポンサーリンク



実はフランス語と英語の発音の差だけ!

本来はフランス料理のソースを指していて、意味は同じなのです。

  • フランス語demi「ドゥミ」
  • 英語demi「デミ」

フランス語でdemi-glace「ドゥミグラス」といい、これが英語読みで「デミグラス」というのが広まったのです。

フランス語の “de” はカタカナで書くと「ド」となります。

例えば、”fond de veau” フォンドボーと読みます。

そっか~「フォンデボー」 とは言わないものね。

このように、デミグラスは フランス語の“de”をたまたまローマ字読みをした誤読のようなものが一般化されたものなのです。

ドミグラスソース(仏: (sauce) demi-glace)は、西洋料理の基本的なソースのひとつで、黒に近い褐色をしている。ブラウンソース(ソース・エスパニョール、ソース・ブリュンヌとも)を煮詰めて風味付けしたものである。デミグラスソース、ドゥミグラスソース、ドビソースとも言う。古典的なフランス料理でよく用いられていた。日本における洋食でも広く用いられている。

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ウィキペディアでは、「ドミグラスソース」として記載されているようですね。


スポンサーリンク



どちらが主流なの?!

デミグラスとドミグラスのどっちが主流?!
日本では一般的にはデミグラスが主流です。
ちなみに、Googleで検索した結果です。
デミグラス・・・約 2,690,000 件
ドミグラス・・・約 171,000 件
ローマ字読みの誤読とはいえ、ウィキペディアでも「ドミグラスソース」として記載されているとはいえ、一般的には「デミグラス」が主流になっているようです。

商品レベルでは、メーカーによって表記が違うようです。

ハインツはアメリカの会社なので「デミグラス」を使っているのかな~となんとなく。

ハインツとキューピーのデミグラス・ドミグラスソースの商品パッケージ

ハインツじゃ「デミグラス」キューピーはドミグラスと表記

キューピーでは フォン・ド・ヴォー仕立て と書いているように、より本格的さを印象付けるために「ドミグラス」を使っているのかな…そんな感じがします♪

ハインツ デミグラスソース 290g

価格:210円
(2022/3/18 18:46時点)
感想(1件)

【12個入り】キューピー レシピ ドミグラストマト ファン・ド・ヴォージ仕立 220g

価格:5,080円
(2022/3/18 21:28時点)
感想(0件)

スポンサーリンク



主要各社はどっち?

気になりついでに、コンビニ・ファミレス・人気メーカーなど、主要大手各社ではどちらの表記を採用しているのか?!

わかりやすく一覧表にしてみました!^^

 

ローソンデミグラス
ファミリーマートデミグラス
セブンイレブンデミグラス

 

ロイヤルホストドミグラス
サイゼリヤデミグラス
デニーズデミグラス
ガストデミグラス
びっくりドンキーデミグラス

 

ハインツデミグラス
キューピードミグラス
ハウスデミグラス
グリコドミグラス

いかがでしょう。各社主要大手の数社抜粋してみました。

コンビニではほとんど「デミグラス」の表記でした。やはり、言いやすさ・親しみやすさを重視というところでしょうか。

フランス語に近い「ドゥミ」という発音が、より本格的な印象を与えるという意味で「ドミグラス」を採用しているところもあるようですね。

突き詰めると、その会社の思惑?!みたいなのも感じられて面白いです♪(^^)
スポンサーリンク



そもそも「デミグラスソース」ってどんなソース?

デミグラスソースがかかったおいしそうなハンバーグ

デミグラスソースがかかったおいしそうなハンバーグ

西洋料理の基本的な褐色系のソースです。

牛の骨やすね肉を炒め、小麦粉を同量の食用油で褐色になるまで炒めた褐色ルーと、炒めた香味野菜に水を加えて2~4時間煮込みます。

そこにトマトピューレを加え、さらに煮込んで濾してできたソース(エスパニョールソースという)に、再び炒めた肉や野菜を入れ、油を除きながら数時間煮込みます。

これを1日1回、5日間ほど繰り返すと褐色で艶のある「デミグラスソース」が出来上がります。

牛肉・豚肉・鶏肉・羊の肉など、主に肉料理に使われます。

スポンサーリンク



さいごに

珍しくハマってしまったドラマでのワンシーン。

「ハンバーグセットの大根おろしとデミグラスのとください」のセリフで、デミグラスドミグラスがちょっと気になってしまった私。

そのドラマというのは、「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」で、脚本家は私が大好きな坂元裕二さんです。

主役は高良健吾さんと有村架純さん。田舎から出てきた若い6人の男女が東京で出会い、いろいろな出来事が重なったりすれ違ったりして成長していくラブストーリー。

これは最終話でのシーンで、以前2人で食べたハンバーグセットは大根おろしとトマトソースのだったのです。

その時と同じものを注文しようとして間違えてデミグラスを注文してしまったんですよね。。。

そしたらなんと!

運ばれてきたハンバーグセットは大根おろしとトマトソースのだったのです。(*´▽`*)

ん゛~~!トマトの酸味がきいた、煮込んでもかけてもハンバーグと相性ピッタリのトマトソース

これもまた、おいしそうですよね?!(^_-)-☆

注文を間違えたのに、希望の品が運ばれてきた。

そこで高良健吾さんが「運いいですね!」と言うと、有村架純さんが「そんなちょっとの運ある?!」と笑います。

この「ちょっとの運」という表現がなんともたまらなくいいんですよー♪

強運や幸運でもなく、ちょっとの運・・・これが私にはなんともいえずグッときたんですよね。

そのちょっとの運を活かすには努力も必要なんだょと、作者の坂元祐二さんは言っているような気がしました。

スポンサーリンク


コメント

タイトルとURLをコピーしました