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数年ほど前にテレビでやっていた深夜ドラマのタイトルがとても面白かったんですよね。
Hey!Sey!JUMPの知念侑李さんというタレントさんが主演で、あまり興味はなかったのですが、とにかくタイトルと
このドラマは、スーパービジネスマンになりきれない熱き青年が、自らの体力と頭脳を駆使しながら世の中のアホと戦い・・・いや!戦わずに!未来を切り開く激闘の記録!
という、イントロダクションに惹かれ見るようになり・・・いつの間にか毎週食い入るように見てしまっていました。
あとで知ったのですが、これは田村耕太郎さんという人の著書が原案だそうで、最終回を見終わった私はすぐにこの本を入手して読みました。
これがまた、とても面白くて為になる本だったので、思わず(* ̄m ̄)プッ=3 と吹き出してしまうような、そして印象に残った著者のアドバイスなどをぜひここに書き留めておきたくなりました。
人間関係で悩んでいる人も、そうでない人も、ちらっと目を通してみて参考にしたり、笑い話の一つにでもしていただけたら幸いです。
アホと戦わない生き方
まず本を開くと・・・
自分にこう問いかけてみてほしい。
怒りや悩みで時間を無駄にしてはいないか?
他人の目ばかり気にしていないか?
本当にすべきことに全力を注いでいるか?
出典:田村耕太郎著:頭に来てもアホとは戦うな!
というメッセージが飛び込んでくるんですよね。
戦うべき相手は人間関係で「くよくよ悩む自分」「腹を立てる自分」 であり、そして神経をすり減らさないためのポイントは、自分にもっと関心を持つことである。
自分は何がしたいのか、そのために何が必要なのか、に専念すると他者のことを気にしている暇なんてないのだと説いています。
アホと無駄に戦うと、あなたのほうが人生を大事にしない最低のアホになってしまう、などととても強烈なメッセージから始まるのです。
では、そんな無駄ないさかいをせず、人生を謳歌するためのちょっとした参考になる方法、私が読んで気になったというか気に入ったものをこの本からご紹介しましょう。
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無駄な戦いを繰り広げる人の特徴
- 正義感が強い
- 自信にあふれる
- 責任感が強い
- プライドが高い
- おせっかい
アホと戦う可能性のある人の特徴だそうです。
もう、これを目にしたときに、苦笑いしか出ませんでしたょ。
おてんとうさまは見てくれている、どこからかスーパーマンが助けに来てくれる、なんていうことはないのです。なぜなら、相手が勝つ場合が結構あるからです。
正義が常にまかり通るわけではないのです。
そして、自信のある時こそ、自信のある人こそ、謙虚に危機感を持って対応すべきなのです。責任感やプライドも邪魔にしかならない。おせっかいも、最後には憎まれて倍返しなんてことになりかねない、危険なものなのです。
筆者は、人間に平等に分配され人生で最も大切な資源は『時間』であると言っています。
その大切な時間をアホと戦うために浪費しないで、自分のステップアップのために使うべきだと。
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不機嫌な職場で、息苦しいあなたへのヒント
「人生はそもそも理不尽なものである」という現実感覚をもっていれば、いかなる職場においてもストレスは大きく減らせるのです。
ストレスの多い人は何事にも過剰に期待をしている人なのだそうです。
ブラック企業だと言われるところでも、嫌なら辞めることができます。
そもそも職場に限らず、どんな社会も理不尽にできているのです。嫌な奴が出世する、不当な扱いを受ける、仕事が思ったほど楽しくない・・・そんなことはどこにでもあるのです。
「さもありなん」と開き直るのです。
筆者のモットーは 『おもしろきこともなき世におもしろく』という高杉晋作の辞世の句だそうです。
これは、ブツブツ環境に文句を言う暇があったら、自分でそこを面白くしたらどうだ?!ということで、いわゆる心持ち一つでストレスもコントロールできるというのです。
なるほどぉ~・・・。
アホと戦ってストレスを抱え込むより、少しでも自分の周りだけでも面白くなるような環境にしよう、そんな風に思いました。
ネットを見る暇があったら自分と向き合え
なぜなら、まず、そんなものを見たり書いたりしている暇がないのです。また、彼らの活動や情報はそんな簡単なものでシェアできるものではないのだと。
他人の投稿を見て時間を浪費し、他人の行動が気になり、自分の主体性を失い、妙なストーカー気分になって自己嫌悪に陥る。
これが貴重な時間とエネルギーの浪費でなくて、なんなのか! ごもっともです・・・。
実を言えば、私もつい最近そんな気分になって、何もかもが嫌になり、かじり始めたSNSをすべて削除したんですよね。私が成功者だというのではないですが、この気持ち本当によく分かりました。
時間を上手く使うためには、自分と向き合う時間を持つことです。自分と真正面に向き合い、心からの納得をしているのかと確認するのです。
しかし、SNSが悪いというのではなく、SNSの世界にはいろんな人がいて、学ぶべき意見もたくさんあるでしょう。それと同時に現状に満たされていない人も多くいる世界です。だからこそ注意を払うべきなのです。
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さいごに
数年前に見た深夜のテレビドラマ「頭に来てもアホとは戦うな」。
実は田村耕太郎さんという人の著書が原案で、実際にこの本を読んで、とても面白くて為になったので、印象に残ったことを書き留めておこうと、
- 無駄な戦いを繰り広げる人の特徴
- 不機嫌な職場で、息苦しいあなたへのヒント
- ネットを見る暇があったら自分と向き合え
以上のような内容でご紹介しました。いかがでしたか?
ほかにも、「おっ?!」 というようなことも書かれていました。
アホとは戦わず、合気道のように上手くスルーして、時には相手の力を上手く利用するのです。怒りに身を任せず、カッときたら幽体離脱して一呼吸おき、そして何より相手をリスペクトして対処をする・・・
これがいわゆる非戦の極意なのです。
簡単なようで、なかなかこれがどうして難しいものだというのもよく分かります。しかし、私もぜひこの極意を努力して身に付けて、アホとは戦わず貴重な時間を大切にして、人生を謳歌したいものです。ねっ?!
頭に来てもアホとは戦うな! 人間関係を思い通りにし、最高のパフォーマンスを実現 [ 田村耕太郎 ] 価格:1,430円 |
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