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感動の始まりは祝辞!
先日、娘の卒業式がありました。
さわやかで清々しくて・・とても良い卒業式でした。(ノД`)・゜・。
学校のいろいろな行事ごとに参加すると、知らなかった娘の姿を知ることができたり、いろいろな人のお話しを聞くことができるので、私はとても楽しみで好きです。
それも最後かと思うと・・・とても残念です。
その卒業式でのPTA会長さんの祝辞の中で、とても感心したことが一つあったんです。
今日は、ぜひそのお話しをここでご紹介したいと思います。
これは、クイズ形式にしてお子さんと会話を楽しんだり、サラリーマンのかたなら朝礼での一言スピーチのネタにしたりと、役に立つこと間違いなし!だと思います。
ちょっと一緒に見ていかれませんか?(^^)
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ありがとうの反対語を知っていますか?
卒業式でPTA会長さんは、お祝いを述べた後、まずこう話されました。
みなさんは、ありがとうの反対語を知っていますか?
それは、卒業を迎える子供たちに投げかけた質問でしたが、聞いていた私は思わずドキッとしました。
そう、知らなかったからです。
この理由を聞いてとても感動しました。では、その意味をご説明しますね。
語源は漢字にあり
ありがとうを漢字で書くと 有難うですよね。
そう、有ることが難しいのです。
平たく言うと、「あることがない」もっと言うと、「めったにない」のです。
めったにないことの反対語は、いつもある「当たり前」ということなのです。
そして、PTA会長さんはこう続けました。
寝ること、起きること、食べること、日々当たり前と思って過ごしていることは当たり前ではないのです。
日常のすべてが特別なことと思うのはなかなか難しいですが、それらのすべてが当たり前ではなく、有難いことなのだと感謝しましょう。
というものでした。
どうですか?とてもスッと心に入ってきませんか?私はとても感心して心に響きました。
そこでね、「ありがとう」をウィキペディアで見てみたんです。
これこそ、日常当たり前に使っている言葉を、ウィキペディアで見ることなんてなかったんですが。すると、こんな一行があったんです。。。
また仏教語であったとも言われ、『法句経』にある生命の驚きと感動を伝える言葉が、時代と共に感謝を表す言葉となったとも言われている。
Wikipediaより引用
『法句経』?!なんだろう、それ。
またまた気になり、もっともっと知りたくなりました。
お釈迦さまが分かりやすく 法(真理)について説いた 句(言葉)で、最古の仏教経典といわれるもの
その中にこんな一説があります。
『人の生を享(う)くるは難く やがて死すべきもの 今いのちあるは 有り難し』
人として生まれてくるのは難しいこと そしてやがていつか死ぬものである 今こうして命があるのは 有り難いことである
数えきれない偶然と先祖のはからいでこの世に生まれてきたのだから、命の尊さに感謝して精一杯生きましょう、という教えの言葉だそうです。
有ること難しでありがとう。心に留めておきたいフレーズになりました。
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さいごに
娘の卒業式でのPTA会長さんの祝辞・・・ありがとうの反対語とは?に感動したお話しをご紹介しましたが、いかがでしたか?
語源は、漢字の有難うが 「 有難う→有難し→有ること難し 」 となり、理由は、有ること難し「めったにない」の反対語として、いつもある「当たり前」。
有ること難しは、生きていることやその日々の連続にありがとうなのです。
そこでふと・・・私は、どちらかと言うと感謝の気持ちを表すときには 「すいません」 と言うことの方が多いのに気づきました。
これは、どうやら日本人独特の曖昧さのようなんですね。。。(^_^;)
英語では、 Thank you ありがとう(感謝の気持ち) と I’m sorry ごめんなさい(お詫びの気持ち) ではっきり分かれてて、「すいません」の微妙なニュアンスがないそうです。
これを機会に、これからはできるだけ感謝の気持ちを伝えるときには「ありがとう」と言うようにしようと思いました。
自分が言われたときのことを考えてみると、どちらも感謝しているのは分かっていても、「すいません」より「ありがとう」のほうが嬉しいような気がするからです。
有ること難し で ありがとう でね! 皆さんの心にも響けば幸いです。
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