京都で桜!私のおすすめ アラフォー夫婦で散策するならこのコース!

日常

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春と言えば「お花見」!桜は日本の春の代名詞ですよね。英語でも「Cherry blossom(チェリーブロッサム)」と言われていたのが、近年は「Sakura(サクラ)」で通じるそうです。

最近二人でどこにも出かけてないなぁ~。久しぶりに散歩でも行こうか。

じゃあ、どこへ行く?

桜が綺麗だから、京都へ花見でも行く?

え゛~、知ってるの?どこをどう行くか。

いや、あんまり知らない。。。

そんな、マンネリ化解消のお花見を考えているアラフォーご夫婦に・・・私がおすすめする、桜を見ながらの散策コースをご紹介したいと思います。

ちょっとロマンチックで、風情のある古都のお散歩をぜひこのコースで行ってみてください♪

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南禅寺、インクライン、哲学の道から銀閣寺への東山散歩

南禅寺から蹴上インクライン、哲学の道を花を見ながら散歩し、銀閣寺を訪ねたあとにおめんでうどんを食べる

ズバリ!これが私のおすすめプランです。

ただし、桜の満開時は平日でもすごい人出です。

満開を少し過ぎた頃の平日だと、人出はそれほどでもないと思います。

土日しかお休みがないとなると・・・満開を過ぎた頃がいいでしょうね。ねらい目は、満開を少し過ぎた頃の平日です。

ただ、桜は満開するとすぐに散ってしまうので・・・タイミングを逃さないよう、気をつけてくださいね。

では、順番に見どころなどをおさえていきましょう。
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南禅寺から蹴上インクライン

南禅寺の桜

南禅寺の桜

スタートは、南禅寺からです。

歌舞伎の演目で有名な、石川五右衛門の「絶景かな、絶景かな」のセリフって聞いたことありますよね?

歌舞伎「楼門五三桐(さんもんごさんのききり)」絶景かな

歌舞伎「楼門五三桐(さんもんごさんのききり)」絶景かな

これは、この南禅寺にある三門から満開の桜を見て言ったものとされています。

※三門(山門ともいいます)とは、お寺を代表する正門のようなもので南禅寺の三門は、日本三大門のひとつです。

この三門は、急な階段ですが上まであがっていくことができ、ぐるっと一周回ることができます。ソメイヨシノに彩られた三門の上から、境内に咲く桜越しに京都周辺を360度見渡せます。本当に美しくすばらしい、まさしく絶景なのです。

南禅寺

京都市左京区南禅寺福地町

最寄り駅:地下鉄東西線「蹴上」駅下車徒歩約10分

料金:大人600円

南禅寺の境内を抜けると、赤レンガのアーチが出てきます。これが「南禅寺水路閣」で、なんとも言えずロマンチックな雰囲気です。

南禅寺水路閣

南禅寺水路閣

 

日本の禅寺の中でも最も格式が高いとされている南禅寺と、ローマの水道橋を参考に作られたというレトロな赤レンガの水路閣。

ミスマッチにも思えるこの風景が、年月を経てしっとり味わい深く馴染んでいるのです。

そしてこの水路閣は、京都を舞台にしたドラマの撮影でよく使われたり、アーチを背景にした写真の撮影スポットでもあります。

この水路の反対方向に、蹴上まで続く「インクライン」と呼ばれる傾斜鉄道があります。線路の跡地の両脇を桜が覆っていて・・・まるで桜のトンネルを歩いているようなのです。

蹴上インクラインの桜

蹴上インクラインの桜

荷物を船で運搬していた時代、あまりにも急こう配なこのあたりに作られた船を運ぶための傾斜鉄道。

船での運搬が衰退し、運転は1948年に休止されたのですが、貴重な土木遺産として後世に残すためレールの両脇に桜が植えられ、今日の桜の名所となったそうです。

ゆるやかに続く静かな小道・・・実はここ、穴場的散策スポットなんですょ!
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哲学の道を経て銀閣寺

哲学の道

哲学の道

蹴上インクラインを北上すれば銀閣寺まで、南下すれば平安神宮へと続く疎水に沿った散歩道が哲学の道です。

哲学者・西田幾太郎(にしだきたろう)が思索しながら歩いたと言われる「思索の小径」。夏にはホタルを見ることができるらしいです。

 

若い頃は「哲学の道」という名前にただただ趣を感じたところですが。

春のポカポカした陽気に桜並木の石畳を歩くと、疎水の水面には桜の花びらが・・・ほんとうに風情があります♪

哲学の道の終点「銀閣寺橋」を歩いていくと、世界遺産「銀閣寺」(正式名称 東山慈照寺 とうざんじしょうじ)の参道へと出ます。

金箔の華やかな金閣寺に対して、東山文化を象徴する建物や庭園の砂盛りなどが美しい銀閣寺。

桜の花のはかなさとともに、わび・さび の趣を楽しみたいものです。

銀閣寺(東山慈照寺)

京都市左京区銀閣寺町2

最寄り駅:市バス「銀閣寺道」

料金:大人500円

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名代おめん 銀閣寺本店

名代おめん 銀閣寺本店

名代おめん 銀閣寺本店

南禅寺には湯豆腐、哲学の道にはおしゃれなカフェ、といろいろ食べ物のおいしそうな所が道中にたくさんあって、ついつい立ち寄りたくなりますが・・・

できれば休憩せずに歩いてください。この散策コースの中で、私が一番おすすめしたいのが「おめん」といううどん屋さん。

国産小麦で作ったうどんを、昆布とかつおで取った濃い目のおダシにつけて食べるつけ麺スタイルのおうどんです。

一見どこにでもありそうなのですが、おダシに入れる薬味が野菜・きんぴらごぼう・ゴマなどで、ちょっと変わっていておもしろいでしょ?

建物も古い日本家屋のような感じで、店内も広くゆったりとしていて・・・アラフォー夫婦には、雰囲気もお腹にもちょうどいい感じのおうどん屋さんです。

ほんと!できれば、ここだけは外して欲しくないなぁ~と思います。

名代おめん銀閣寺本店

京都市左京区銀閣寺町バスプール南隣

TEL:075-771-8994

営業時間:11:00~21:00(ラストオーダー 20:30)

定休日:毎週木曜日

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散策コースに追加するなら、法然院

法然院

法然院

もうちょっと欲張りたい、まだもう少し歩けるよ、という時には哲学の道の中ほどにある法然院に立ち寄り、銀閣寺からおめんへというのもおすすめです。

法然院は紅しだれ桜が有名です。

谷崎潤一郎が愛した法然院の紅しだれ桜

谷崎潤一郎が愛した法然院の紅しだれ桜

これは京都をこよなく愛した谷崎純一郎が買い求めたもので、平安神宮と同じ桜だとか。

石に「寂」と書かれた谷崎純一郎と松子夫人のお墓があり、その墓石にかかるくらいの紅しだれ桜が咲いています。

「寂」と書かれた墓石

「寂」と書かれた墓石

法然院は小さなお寺ですが、ほかにも昔の文学者や哲学者のお墓があり、きっとこの俗気のない静寂さが学者たちに愛されたのでしょう。

途中に立ち寄るにはちょうどいい、しっとりとした趣のあるお寺です。

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さいごに

休みの日はあっという間に過ぎてしまいます。

まずは今回私がご紹介したコースでぶらっと出かけてみてはいかがでしょう?

そこからまた、二人で過ごす次の休日も楽しみになってくるはずです♪

ちなみに、この東山散歩コースは、秋も素晴らしいです!

とくに南禅寺や法然院は桜の時期よりも、紅葉の時期の方があまりにも有名です。

南禅寺と法然院の紅葉

南禅寺と法然院の紅葉

 

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